【無料】メモリ解放ツール「MemPlus」の導入方法・使い方を解説!

【無料】メモリ解放ツール「MemPlus」の導入方法・使い方を解説!

パソコンを使っていたらメモリ使用率が高まりすぎて急に重くなったということはないでしょか?パソコンはメモリ不足に陥ると急激に重くなりますが、そんな問題を解消してくれるのが「MemPlus」です。今回はメモリ解放ソフト「MemPlus」について紹介します。


目次[非表示]

  1. MemPlusとは?
  2. MemPlusの導入方法
  3. MemPlusの使い方

MemPlusとは?

MemPlusとは、メモリ使用率などをリアルタイムでモニタリングして自動的に消費メモリを最適化してくれるフリーソフトです。

パソコンのメモリが圧迫されるという時期にパソコンの動作が重くなるのですが、MemPlusはそういったトラブルを未然に防いでくれます。

メモリの自動最適化はもちろんのこと、自分の好きなタイミングでメモリ解放を行うことが出来る上にワンクリックでメモリを解放できます。一定時間ごと・消費メモリが一定値を超えたときなどにトリガーを設定して解放することもできるので、メモリ解放ソフトの中では非常に優秀で使いやすいメモリークリーナーになっています。

特定のソフトウェアのみメモリ解放対象から除外させることもできますので、メモリ掃除と相性が悪いソフトウェアだけ除外することも可能です。

MemPlusの導入方法

MemPlusはMemPlus公式サイトのCodeDeadからダウンロードできます。

MemPlus - 公式サイト
[Download installer]をクリック
少し下にスクロールして[Download installer]をクリックします。

インストール不要のポータブル版もリリースされていますが、ポータブル版の意味を理解してる方以外はインストーラ版を使用しましょう。

ダウンロードしたインストーラを起動します。

言語選択画面
インストーラーを起動したら言語選択画面が表示されますが、ここでは日本語を選択しましょう。
「使用許諾契約書の同意」の[同意する]を選択して[次へ]をクリック
「使用許諾契約書の同意」の[同意する]を選択して[次へ]をクリックします。
[次へ]をクリック
アップデート情報が表示されますが読む必要はありませんので、続けて[次へ]をクリックします。
インストール先フォルダを選択する
インストール先フォルダもデフォルトのままで構いません。そのまま次に進みましょう。
[デスクトップ上にアイコンを作成する]にチェックを入れる
デスクトップのショートカットアイコンを作成したい場合は[デスクトップ上にアイコンを作成する]にチェックを入れておきましょう
[インストール]をクリック
最後に[インストール]をクリックしたらMemPlusがインストールされます。
インストール完了の画面
この画面が表示されたらインストール完了です。セットアップウィザードを終了しましょう。
「MemPlus might not function correctly」の画面
[MemPlusを実行する]にチェックを入れたままセットアップウィザードを終了してMemPlusを起動すると、このような確認画面が表示されます。

これは「管理者権限でない場合、正常に動作しないかもしれない」という案内です。使い方は管理者権限があるかどうかにかかわらず同じですが、基本的には右クリックから管理者権限付きで実行するようにしてください。

日本語非対応

MemPlusは全て英語表記になっており、日本語化パッチもありません。

システム周りに関するソフトウェアである都合上知らない英語が多い方が大半かと思いますので、この後の使い方の解説を参考にしてください。

MemPlusの使い方

ここからはMemPlusの使い方を紹介していきます。

画面の見方

MemPlus
MemPlusはこのような画面構成になっています。

左側のメーターが現在のメモリ使用率です。メモリ使用率が80%(赤いエリア)に到達したらメモリを解放したほうがいいでしょう。

パソコン全体のメモリを最適化する

[Clear memory]をクリック
パソコンのメモリを最適化する場合は[Clear memory]をクリックします。すると自動的にメモリの最適化が始まります。
メモリの最適化が完了
メモリの最適化が完了すると、どれくらいメモリを最適化できたか表示されます。

メモリ最適化後にメモリ使用率のメーターを見てみると、かなり削減できているのが確認できたはずです。MemPlusの一番基本的な使い方であり、最低限この方法さえ知ってたらMemPlusを使う上で困ることはありません。

 

一定時間ごとにメモリを解放する

[Tool]->[Settings]をクリック
一定時間ごとにメモリを解放したい場合は、[Tool]->[Settings]から行います。
[RAM Monitor]タブに切り替える
[RAM Monitor]タブに切り替えます。
「RAM Optimizer」の[Optimize after]にチェックを入れる
下にある「RAM Optimizer」の[Optimize after]にチェックを入れます。

これで指定した時間ごとにメモリが自動的に解放されるようになります。デフォルトでは10分(10 minutes)になっていますので、好きなようにメモリ解放のタイミングを調整するといいでしょう。

 

こちらの設定をしておけばメモリ使用率に関わらず指定した時間ごとに解放されるため、メモリ使用率が上がりすぎてパソコンが急に重くなってしまうということは少なくなるでしょう。

メモリ使用率が一定値に到達したら解放する

メモリ使用率が一定値に到達したら解放する場合も[Tool]->[Settings]から行います。

[RAM Monitor]タブに切り替える
[RAM Monitor]タブに切り替えます。
[Optimize when RAM usage exceeds]にチェックを入れる
指定時間ごとに解放する場合は[Optimize after]にチェックを入れましたが、今回は[Optimize when RAM usage exceeds]にチェックを入れます。

これで指定したメモリ使用率に到達すると自動的にメモリ解放が行われるようになります。

メモリ使用率に合わせて解放することが出来るため、メモリ不足によってパソコンが重くなることはほとんどなくなるでしょう。ただし50%以下に設定するのはやめておきましょう。

メモリ使用率は何もしなくても50%を超えることが珍しくないので、あまりに低い値をトリガーにしてしまうとずっとメモリ解放ばかりしてしまい逆にパソコンが重くなってしまう可能性があります。ですので75%以上の値を設定しておくことをおすすめします。

特定のソフトウェアをメモリ解放対象から除外する

メモリ解放によって不具合が生じる場合は強制的にメモリ解放対象から除外することができます。

[Tool]->[Settings]を選択する
一定時間ごとにメモリを解放したい場合は、[Tool]->[Settings]から行います。
[RAM Optimizer]タブに切り替える
[RAM Optimizer]タブに切り替えます。
「Working Set Exclusions」の[...]をクリック
下にある「Working Set Exclusions」の[...]をクリックします。
除外したいソフトウェアのアプリケーションファイルを登録する
こちらから除外したいソフトウェアのアプリケーションファイルを登録します。
[Add]をクリックし、[Save]を押して変更を保存
選択後[Add]をクリックし、[Save]を押して変更を保存します。

これで指定したソフトウェアがMemPlusでメモリが解放されなくなります。メモリ解放によって不具合が生じる場合のみ登録するようにしましょう。

プロセスごとにメモリを解放する

プロセスごとにメモリを解放することが可能です。パソコン全体のメモリを解放したくないけど一部のソフトウェアが使用しているメモリだけ解放したいという場合に役立ちます。

[Tools]->[Proccess Analyzer]を選択
プロセスごとに解放したい場合は[Tools]->[Proccess Analyzer]から行います。
実行中のプロセスが一覧表示からメモリを解放したいプロセスを選択し、[Refresh]をクリック
実行中のプロセスが一覧表示されるので、その中からメモリを解放したいプロセスを選択し、[Refresh]をクリックします。

これで指定したプロセスのメモリのみ最適化され、不要なメモリが解放されます。玄人向けのテクニックですが、パソコンに慣れている方は活用すると良いでしょう。


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