LINEスタンプを自作したい
LINEを使っている方であれば、LINEスタンプを使ったことがあると言う方は多いかと思います。
たくさんの素敵なLINEスタンプがありますが、このLINEスタンプは自分で自作することができるのです!
スタンプのアイディアがあれば、好きなスタンプを作成して、クリエイターズスタンプとして販売することができるのです。
自作のLINEスタンプを友達に送ったりしたら自慢できちゃいますし、友達が購入してくれると言うのも嬉しいものです。ですが、手順をチェックしておかないと、なかなか申請が通らずに四苦八苦してしまうかもしれません!
そこで、今回はLINEスタンプの作り方から、クリエイターズマーケットへの申請方法などを細かくご紹介して行きたいと思います。ぜひ自分だけのスタンプを作っちゃいましょう!
LINEスタンプの作り方
ではさっそくLINEスタンプの作り方について解説して行きます!
作り方にはいくつかの方法がありますし、どのくらいのクオリティで作りたいのかにもよって、変わってきます。とっても簡単な方法から見て行きましょう!
素敵なオリジナルキャラクターや、こんなスタンプがあったらいいなのアイディア形にしましょう!
あまり難しく考えずに、勢いも大切な部分です。販売を開始した後でも、やっぱり販売はしないと言うこともできます。まずは思いついた時に簡単にできる方法でとりあえずやってみましょう!
LINEスタンプの作り方「個数と内容を決める」
自作で作成するからには、やっぱり内容がしっかりと決まっていないと、完成まで持っていくのが難しくなってしまいます。
LINEスタンプ自体の個数と内容を決めておきましょう。
通常のスタンプの個数は決められていて、8、16、24、32、40個から選ぶことができます。もちろん、数が多いほどに作る個数も増えるので手間暇がかかります。
この時に、個数と価格が見合うのかと言う点も考えて決めるのがベストですね!価格も選ぶことができて、120円、240円、360円、480円、600円となります。
ちょっと難しく思うかもしれませんが、他のクリエイターズスタンプを作っている方の個数と価格を参考にするのも良いでしょう。
ちなみに、必要な画像はスタンプ自体の個数と、販売時のアイキャッチとなるmainの画像、そしてダウンロードしてくれた人のトークルームに出てくる小さな画像tabが必要になります。
この2つも準備するのを忘れないようにしましょう!
次に個数が決まったら、その個数に合わせて自作のキャラクターなどの表情やスタンプの内容を決めて行きましょう。
使いやすいスタンプかどうかによって、収益に繋がるかどうかと言うのも変わってきます。とってもかわいいキャラクターであっても、使いどころがよくわからないと販売に繋がりにくくなってしまいます。
具体的には「OK」「NG」「おはよう」「ごめんなさい」「ありがとう」などが定番になっています。必要と分かっていても、いざ作るとなると見逃しやすい点でもあるので、何を盛り込むかはよく吟味してから作るようにしましょう。
注意点!
一つ注意点があります!
あまりにも単純すぎるものや、文字だけ、性的な表現や著作権を侵害するようなものが主なNGです。
他にもお酒やタバコを助長するような表現もNGになります。予めガイドラインはしっかり読んでから作成するようにしましょう!
LINEスタンプの作り方「スタンプになる画像を作る」
ではスタンプになる画像を作る方法についてご紹介して行きたいと思います。もしmacのパソコンを持っている場合には、紙に書いたものを写真に取り、データ化して申請するまでができます。写真を撮る時にはスマホがあると便利ですね。
Windowsのパソコンの場合にはGIMPなどのツールを使って画像に色をつけて申請できる状態にしましょう。どちらのパソコンの場合にも基本的には作る方法はさほど変わりません。
イラストの完成度などを高める場合にはIllustratorやPhotoshopなどが必要になります。ですが、自作でとりあえず作ってみたいと言うことであれば、スマホとパソコンで簡単に作っちゃいましょう!
もちろん、イラストが作成できるタブレットやペンタブなどをお持ちの場合にはそちらを使って作成しましょう!その場合は背景を透過してpng保存するようにします。
そしてここからの工程を飛ばして、画像をトリミングするまで進んでください。
ではMacのパソコンを使って作る方法から見て行きましょう!
LINEスタンプの作り方「手書きのイラストを描き、写真を撮る」
イラストのサイズは後で変更することができるのでそこまで気にしなくても大丈夫です◎
線自体がなるべく太い方が、スタンプとして送った時にハッキリします。
この写真を撮ります。この写真のようにペンなどが写り込んだりすると、後から少し面倒になってしまいますので、なるべくイラストが綺麗な状態になるように撮りましょう!
ここまで来たら、一度パソコンに写真を取り込みましょう!macであればAir Dropやメールに添付して送ることができます。
ここからはパソコンでの作業が中心となります!どんどん仕上げて行きましょう!
LINEスタンプの作り方「背景を透過する」
次に、パソコンで背景を透過します!今の写真のままだと、イラストの後ろにある紙も画像に入っている状態ですが、イラストだけの画像にしていく作業です。まず写真をプレビューで開きましょう!
すると背景がオレンジ色に選択され、deleteキーを押すと背景を削除することができます。
この時に、縁の線画曖昧だったり、写真の光の感じでてかってしまっていたりするとうまく行きにくくなってしまいますので気をつけましょう!
保存の形式についてポップアップが出て来た場合にはpngに変換するようにします。
LINEスタンプの作り方「写真のサイズをトリミングする」
サイズのトリミングしないとスタンプを送った時に、イラストがとっても小さくなってしまいます!注意です!
ではそのまま写真のサイズをトリミングしていきましょう。10ピクセルほどの余裕を持たせるようにすると安心です。
スタンプとして送った時に、どのくらいの大きさで表示させたいかにもよりますが、線がギリギリにならないようにトリミングします。
mainの画像の場合、サイズはW240×H240、tabの場合にはW96×H74となります。それぞれサイズを間違えないように気をつけましょう!
基本的にはwindowsのパソコンで行う時にも同じような方法で行います。GIMPの場合には、線画の状態で抽出することができ、塗りつぶしで色つけを行うことができるので、スムーズに作業をすることができます。
またLINEスタンプのサイズや余白については別の記事で詳細をまとめていますので、ディテールにこだわりたい方はぜひ下記の記事を参考にしてみてください。
LINEスタンプの作り方「これを繰り返します」
このスタンプ自体を作る作業を、個数分繰り返してデータを作って行きます。
データを保存する時には、001、002と名前をふっておきましょう。クリエイターズマーケットに登録する時にもスムーズですし、うっかり置き換えて保存してしまうミスも少なくなります!
たくさんの個数があると、ついへこたれてしまいやすいポイントでもあります。
ですが、途中で諦めてしまうのは勿体ありません!少しずつ作成して行ったり途中でモチベーションを保てるようにしておきましょう!
スタンプになる画像を作る時には
- イラストの線は太めを意識する
- 画像を透過させたらpng保存にする
- 画像のサイズはW370×H320ピクセル以内で、縦横を偶数にする
LINEスタンプのクリエイターズマーケットへの申請方法
クリエイターズマーケットとは、クリエイターズLINEスタンプを販売を管理するためのプラットフォームです。
ここに登録しないと、せっかく作成したスタンプ用画像はLINEスタンプとして販売することができません。必ず登録が必要となります。
ではいよいよここからは、クリエイターズマーケットへ登録して申請すると言う作業に移って行きましょう!
ここまで来れば、あとはもう一踏ん張りです。
準備するものは、ラインアカウントです。自作のスタンプを作ろうとしているくらいですので必ずお持ちかとは思いますが、ラインのアカウントもしっかり準備しておきましょう!登録時にはできればパソコンで作業するとスムーズです。
ここまでの作業で疲れもあるかもしれませんが、もう少しで完成となります。張り切っていきましょう!
このクリエイターズマーケット自体の登録ができたら、収益が入金される口座情報も入力しておきましょう!
クリエイターズマーケットで申請するまでのステップ「新規登録からスタンプの情報を入力」
クリエイターズマーケットにログインして、左上の新規登録ボタンを押します。次に新規で作るのはスタンプなのか、着せ替えなのかを選択できますのでスタンプを選択します。
次に、スタンプの名前やスタンプに関する情報についてを選択する画面が出て来ます。スタンプのタイトル、説明文、クリエイター名、テイストカテゴリなど販売に必要な情報を入力していきましょう。
ここでは英語での名前や説明文を入れることができますが、英語ではLINE STUMPではなくLINE STICKERとなります。非常に間違えやすい部分ですので気をつけましょう!
クリエイターズマーケットで申請するまでのステップ「アイテム管理から画像を登録」
次に、アイテム管理から先ほど登録したスタンプ名をクリックして、画像を登録して行きます。メインとtabとなる画像と、スタンプを間違えないようにしましょう。
この時にサイズなどが規定から外れていると、アップロード自体ができないようになっており、原因についても教えてくれるようになっています。うっかりサイズを超えていることもありますが、ここで規定と違っていると教えてくれます。小さい分には教えてくれないので注意です!
スタンプ1つずつにタグの設定もできますので、画像を登録したらお好みで行っておきましょう。タグ設定をしておくと、キーワードを変換した時にスタンプが出てくるようになります。
クリエイターズマーケットで申請するまでのステップ「作ったスタンプをチェックする」
画像の登録が一通り済んだら、作成したスタンプをチェックしてみましょう!このボタンを押すと、小さい画面が登場して、実際にライン画面を擬似的に作ってくれます。そのトークルームの中で実際に送ってみて、サイズや色合いなどが思ったように表現されているかチェックします。
特にスタンプ内に文字を入れて作成している場合には、文字が読めるのかと言うのもチェックしておきましょう!
クリエイターズマーケットで申請するまでのステップ「申請」
申請が終わったら、あとは待つのみです。
結果が来るまでドキドキです!
画像やタグ、販売価格の設定が完了したら、いよいよ申請してみましょう!リクエストボタンを押して申請は完了です。
申請してから、以前は1ヶ月などの待ち時間がありましたが、最近ではおよそ1週間ほどでクリエイターズスタンプの方から連絡があります。
リジェクトされる場合もありますので、その場合には訂正箇所を修正して、再度申請しましょう。リジェクトはかなり細かく指示してくれるので、分かりやすいかと思います。
LINEスタンプの収益は?
せっかく自作で作るなら、たくさんの収益が欲しい!
LINEスタンプの収益についてご紹介します。
せっかくの自作のLINEスタンプ。たくさんの収益が出たらとっても嬉しいですが、売れた金額がそのまま入って来るのではありません。クリエイターの収益は35%となります。
結構低いと思われるかもしれませんが、LINEの収益も35%、AppleかGoogle Playが30%となっています。収益としては、多く持っている方ではありますが、手数料として半分以下になってしまいます。
また、購入金額からのパーセンテージになるので、LINE STOREからの購入か、スタンプショップからの購入かでも収益金は変わります。
例えば1個120円に設定した場合、LINE STOREの場合は42円、スタンプショップでの収益は31円となります。
10個販売したら420円、310円。100個販売したら4200円、3100円となります!販売個数は簡単に伸ばすことはできませんが、1度作成したらずっと販売状態にできるのも魅力です。少しずつLINEスタンプをみんなに使ってもらって、周知して収益を伸ばすこともできます。
パソコンとスマホで手軽にできる収益の出し方でもありますね。
自作のLINEスタンプを友人にプレゼントしたい
自作のスタンプをプレゼントできる!
自作のLINEスタンプを、友人やお世話になっている方などにプレゼントすると言うこともできちゃいます!ちょっとおしゃれなプレゼントですね!
自作だからこそ、その方が送るたびにあなたのことを思い出してくれると言うのも、嬉しいですね。ぜひプレゼントの方法もチェックしてみてください。パソコンから簡単に行えます。
まとめ
自作のLINEスタンプを作成するのは、やってみると簡単ですが、普段あまりイラストの加工などに慣れていないと分かりづらい点もあるかと思います。ですが、一度作ると楽しいですし、誰かが自分のスタンプを使ってくれると言うのは嬉しいものです。
ぜひ、休みの日の楽しみのひとつとしても良いですし、収益をあげるために始めるのも良いかと思います。素敵な自作LINEスタンプ作っちゃいましょう!