Windows7にはタスクマネージャーという機能があり、タスクマネージャーからアプリケーションの使用状況やパソコンの各種動作状況を見ることができます。
この記事では、タスクマネージャーの出し方や各種タブの見方・タスクマネージャーからアプリを強制終了する方法をご紹介します。
Windows7のタスクマネージャーの開き方
Windows7のタスクマネージャーの出し方(開き方)は3通りあるので、それぞれ説明します。
タスクバーからの開き方
ショートカットキーからの開き方
「Ctrlキー」+「Altキー」+「Deleteキー」からの開き方
Windows7のタスクマネージャーの見方
タスクマネージャーには複数のタブがあり、それぞれパソコン内部のデータを表示しています。タスクマネージャーの各タブの見方を説明します。
アプリケーション
プロセス
プロセス一覧は、主にどのアプリがどれだけのメモリを使用しているかを調べるといったことや、フリーズしてしまったり何故か終了することのできないアプリケーションを強制終了させるために使われます。
アプリケーションを強制終了させるには、対象のアプリケーションをイメージ名か説明で調べて選択し「プロセスの終了」をクリックすることで強制終了させることができます。
注意しなければならないのが、ユーザー名が「SYSTEM」や「LOCAL SERVICE」のプロセスです。これらのプロセスはシステムに影響を与えるため、メモリを多く使っているからといって強制終了を行ったりするとパソコンの動作がおかしくなったりフリーズして再起動する羽目になってしまうこともあるので気をつけましょう。
サービス
サービス一覧については一般ユーザーがお世話になることはほとんどないので「ここから動いているサービスが分かる」ぐらいの認識で大丈夫です。
パフォーマンス
物理メモリ
「物理メモリ(MB)」物理メモリの詳細状況がMB(メガバイト)単位で表示されます。「合計」にはメモリの合計容量・「キャッシュ済み」にはデータの先読みなどに使われているメモリの容量・「利用可能」はキャッシュや各種メモリ空間として利用できるメモリの容量・「空きメモリ」はフリーなメモリの容量が表示されます。
カーネルメモリ
「カーネルメモリ(MB)」とはWindows7(OS)が使っているメモリの容量です。「ページ」は仮想メモリに移動できるカーネルメモリの容量・「非ページ」は物理メモリから移動することのできないメモリの容量を指します。
システム
「システム」はシステムの動作履歴が表示されます。「ハンドル」はファイルやメモリに割り振ったアドレスの総数・「スレッド」はプログラムの最小単位のこと・「プロセス」は稼働中のプロセスの総数・「起動時間」はパソコンを起動してからの経過時間が日:時:分:秒で表示・「コミット(GB)」の左側の数字は使用しているメモリの容量・右の数字は物理メモリと仮想メモリの合計サイズをGB(ギガバイト)単位で表示しています。
リソースモニター
「リソースモニター」はメモリの使用状況などをさらに詳しく表示させることができます。