Windows7のタスクマネージャーの開き方・見方とアプリの強制終了方法!

Windows7のタスクマネージャーの開き方・見方とアプリの強制終了方法!

Windows7にはタスクマネージャーという機能があり、パソコンの動作情報やアプリケーション情報を見る・アプリケーションを終了させることが可能です。この記事では、Windows7のタスクマネージャーの開き方・見方とアプリの強制終了方法を説明しています。


目次[非表示]

  1. Windows7のタスクマネージャーの開き方
  2. Windows7のタスクマネージャーの見方
  3. タスクマネージャーでアプリを強制終了させる方法

Windows7にはタスクマネージャーという機能があり、タスクマネージャーからアプリケーションの使用状況やパソコンの各種動作状況を見ることができます。

この記事では、タスクマネージャーの出し方や各種タブの見方・タスクマネージャーからアプリを強制終了する方法をご紹介します。

Windows7のタスクマネージャーの開き方

Windows7のタスクマネージャーの出し方(開き方)は3通りあるので、それぞれ説明します。

タスクバーからの開き方

タスクバー上で右クリックすると表示されるメニュー
タスクバー上で右クリックすると表示されるメニューに「タスクマネージャーの起動」があるので、クリックするとタスクマネージャーが起動します。

ショートカットキーからの開き方

ショートカットキーでタスクマネージャー起動
キーボードの「Ctrlキー」+「Shiftキー」+「Escキー」を同時押しすることでタスクマネージャーを起動することができます。

「Ctrlキー」+「Altキー」+「Deleteキー」からの開き方

ルートメニューからのタスクマネージャーの起動
「Ctrlキー」+「Altキー」+「Deleteキー」を同時押しするとルートメニューが表示されます。

項目の一番下に「タスクマネージャーの起動」があるので、クリックすればタスクマネージャーが起動します。

Windows7のタスクマネージャーの見方

タスクマネージャーには複数のタブがあり、それぞれパソコン内部のデータを表示しています。タスクマネージャーの各タブの見方を説明します。

アプリケーション

タスクマネージャーのアプリケーションタブ
アプリケーションタブには、現在起動しているアプリケーション一覧が表示されます。

この一覧からアプリケーションを終了させることも可能です、詳しくは後述します。

プロセス

タスクマネージャーのプロセス一覧
プロセス一覧では、メモリを使用しているアプリケーション「イメージ名」・アプリケーションを使っている「ユーザー名」・「CPU」でCPUの使用率・「メモリ(プライベート)」に使用しているメモリの容量・そのアプリケーションがどういったものかが「説明」に表示されます。

プロセス一覧は、主にどのアプリがどれだけのメモリを使用しているかを調べるといったことや、フリーズしてしまったり何故か終了することのできないアプリケーションを強制終了させるために使われます。

アプリケーションを強制終了させるには、対象のアプリケーションをイメージ名か説明で調べて選択し「プロセスの終了」をクリックすることで強制終了させることができます。

注意しなければならないのが、ユーザー名が「SYSTEM」や「LOCAL SERVICE」のプロセスです。これらのプロセスはシステムに影響を与えるため、メモリを多く使っているからといって強制終了を行ったりするとパソコンの動作がおかしくなったりフリーズして再起動する羽目になってしまうこともあるので気をつけましょう。

サービス

タスクマネージャーのサービス一覧
サービス一覧では、「名前」で動いているサービスプログラムの名前・「PID」でプロセスID・「説明」にサービスプログラムの説明・「状態」で動作が実行中なのか停止中なのか・「グループ」でサービスプログラムが属しているグループが分かるようになっています。
サービス一覧
「サービス」をクリックするとサービスの管理画面が表示されます。

スタートアップの設定などが行えるため、Windows7の起動時に立ち上がるサービスプログラムに不要なものがある場合はこちらから設定を行いましょう。対象のサービスプログラムを右クリックしてメニューの「プロパティ」から、スタートアップの種類を変更することができます。

サービス一覧については一般ユーザーがお世話になることはほとんどないので「ここから動いているサービスが分かる」ぐらいの認識で大丈夫です。

パフォーマンス

タスクマネージャーのパフォーマンス一覧
パフォーマンス一覧では、「CPU使用率」でCPUの使用率・「メモリ」でメモリの使用量・「CPU使用率の履歴」でCPUの1コアごとの使用率の履歴がグラフ化され表示・「物理メモリの使用率の履歴」でメモリの使用率の履歴がグラフ化されて表示されます。

物理メモリ

「物理メモリ(MB)」物理メモリの詳細状況がMB(メガバイト)単位で表示されます。「合計」にはメモリの合計容量・「キャッシュ済み」にはデータの先読みなどに使われているメモリの容量・「利用可能」はキャッシュや各種メモリ空間として利用できるメモリの容量・「空きメモリ」はフリーなメモリの容量が表示されます。

カーネルメモリ

「カーネルメモリ(MB)」とはWindows7(OS)が使っているメモリの容量です。「ページ」は仮想メモリに移動できるカーネルメモリの容量・「非ページ」は物理メモリから移動することのできないメモリの容量を指します。

システム

「システム」はシステムの動作履歴が表示されます。「ハンドル」はファイルやメモリに割り振ったアドレスの総数・「スレッド」はプログラムの最小単位のこと・「プロセス」は稼働中のプロセスの総数・「起動時間」はパソコンを起動してからの経過時間が日:時:分:秒で表示・「コミット(GB)」の左側の数字は使用しているメモリの容量・右の数字は物理メモリと仮想メモリの合計サイズをGB(ギガバイト)単位で表示しています。

リソースモニター

「リソースモニター」はメモリの使用状況などをさらに詳しく表示させることができます。

ネットワーク

タスクマネージャーのネットワーク
「ネットワーク」ではインターネットの使用状況を見ることができます。「アダプター名」は使用しているネットワークアダプタ:「ネットワーク使用率」はネットワークアダプタの最大速度を100%とした場合の使用率・「リンク速度」はネットワークの最大速度・「状態」は接続状態を表示しています。

ユーザー

タスクマネージャーのユーザー一覧
ユーザー一覧では、「ユーザー」にパソコンに登録しているユーザー名・「ID」にユーザーのID・「状態」にユーザーのログイン状態・「クライアント名」はユーザーの使用しているデバイス・「セッション」はユーザーのセッション状態が表示されます。

タスクマネージャーでアプリを強制終了させる方法

「アプリケーション」タブで強制終了させたいアプリを選び「タスクの終了」ボタンをクリック
タスクマネージャーでアプリを強制終了させるには、「アプリケーション」タブで強制終了させたいアプリを選び「タスクの終了」ボタンをクリックすれば強制終了させることができます。
「プロセス」から対象のアプリを右クリックで選択して「プロセスの終了」をクリック
「プロセス」から対象のアプリを右クリックで選択して「プロセスの終了」をクリックすることでも強制終了を行うことができます。「アプリケーション」タブに存在しないのに終了されていないアプリはこちらで強制終了を行いましょう。

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