マウスのチャタリングとは?
一回しかクリックしていないはずなのになぜかダブルクリックになる、ファイルを長押ししてドラッグしていたらドラッグ状態が途切れることがある、などマウスの挙動がおかしいといった経験ありませんか?
このような症状がマウスの物理的な問題で起きてしまうことをチャタリングと言います。チャタリングが起きてしまうとスムーズにマウスでの操作ができなくなってしまい、ストレスを感じてしまうことがあります。
マウスのチャタリングの原因と解消方法5選!
チャタリングが起きてしまう原因は複数あり、解消方法も同じく複数あります。
チャタリングが起きる原因によって対処方法が異なるパターンがあるので、それぞれ原因と解消方法を紹介していきます。
静電気が発生している
マウスのチャタリングに一番多いのは静電気による誤作動です。
静電気でチャタリング起きてしまうと、マウスを長押ししても勝手に離れてしまったり、ワンクリックがダブルクリックになってしまうことがあります。
電池を抜いてみる
電池を使うマウスで静電気が原因と思われる場合は一度マウスの電池を抜いてみてください。
電池を抜いた後、チャタリングが起きているほうのボタンを何十回かクリックします。ある程度クリックしたら電池を入れ直してマウスの動作をチェックします。
これによりマウスの中に溜まった電気が放電されて、ドラッグ状態が途切れる問題などが解消されることがあります。
部屋を加湿する
マウスに静電気が溜まってしまうということは、静電気が発生する原因があるということです。
ですので、部屋を加湿して静電気が発生しにくい環境を作ることでマウスのチャタリングを解消できる可能性があります。部屋の湿度が上がって時間が経ったのを確認できたら、チャタリングが発生するかどうか確認してみてください。
もしそれで、チャタリング問題を解消できた場合は部屋の湿度に注意してマウスを使うようにしましょう。
マウスに埃が溜まっている
マウスの中に溜まっている埃を取り除くには分解する必要がありますが、ほとんどのマウスは電池を入れるところにある小さなネジを取り外すことで分解することができます。
ただし、マウスの種類によって多少異なる場合があるので、マウスの取扱説明書を読むか型番を調べて分解方法を調べるようにしてください。
マウスが物理的に劣化している
マウスは消耗品ですので長年使っていくと少しずつ物理的に劣化していきます。表面はただ汚れているだけかもしれませんが内部ではかなり劣化が進んでいることもあります。
この場合は下手にチャタリングを解消する方法を取って耐えるよりも、買い替えたほうが手っ取り早いです。
何をしても直らない、おかしいと思う場合はマウス本体の寿命が着ている可能性があるので、買い換え時と見ていいでしょう。
なぜ起きているのか全くわからない場合
どの方法を試してもチャタリングが直らない、マウスの挙動がおかしい場合はチャタリングキャンセラーソフトを利用する方法があります。
チャタリングキャンセラーソフトを使うことでマウスのクリックがチャタリングによるものかどうかチェックしてくれて、誤作動を無効化してくれます。
チャタリングキャンセラーソフトについてはこちらで解説しているので、気になる方は参考にしてください。