Windows10の自動メンテナンスとは?
Windows10には、自動メンテナンスという機能が搭載されています。
自動メンテナンスとは、システム診断・ソフトウェアやプログラムの更新・セキュリティスキャンといったWindows10パソコンに必要な作業を自動化してくれる機能です。自動メンテナンスが完了しても、特に再起動を行う必要などはありません。
自動メンテナンスの所要時間は長くても十数分程度ですが、自動メンテナンスの実行時間はデフォルトでは午前2時に設定されています。
もしその時間帯にパソコンがスリープしている場合勝手に復帰してメンテナンスを実行し始めたり、パソコンの電源がオフの場合は次にパソコンを起動させてからアイドル状態になった時にメンテナンスが開始されます。
そのため、夜中にパソコンの起動音で起こされる・昼間にパソコンを使いたいのにメンテナンスが行われていて動作が重い…といったことも起こりえます。
Windows10の自動メンテナンスの設定変更方法
自動メンテナンスの開始時間を変更する
設定が完了したら「OK」をクリックすれば完了です。
自動メンテナンスを無効化する
自動メンテナンスは無効化することもできますが、Windows10に必要な作業のほとんどが行われなくなってしまう上に手動でもメンテナンスを実行できなくなってしまう点には注意しましょう。
自動メンテナンスを無効化するにはレジストリを変更する必要があります。間違った操作をしてしまうとパソコンが起動できなくなる可能性もあるので、レジストリ編集は慎重に行いましょう。
「Maintenance」フォルダを右クリックして、「新規」→「DWORD(32ビット)値」をクリックします。
Windows10の自動メンテナンスを手動で実行する方法
自動メンテナンスは手動で実行させることもできますよ。
メンテナンス実行中は「メンテナンスは進行中です」と表示され、完了すれば最終実行日が表示されるようになります。