Excelでラベルのついた散布図を作る方法を紹介!

Excelでラベルのついた散布図を作る方法を紹介!

Excelの散布図では、データが点で表示されることで分布と特徴が表れます。2つのデータの縦軸と横軸で対応する箇所が点となり、散布図が右上がりといった特徴から正の相関性かどうかも理解できます。この記事では、Excelでラベル付の散布図を作る方法をご紹介します。


目次[非表示]

  1. 散布図とは?
  2. Excelでラベル付きの散布図を作る方法

散布図とは?

Excel散布図とは、2つのデータを元に点が分布しているグラフです。
点の位置により、縦軸と横軸それぞれの数値がすぐにわかります。

その散布図では、プロット内にラベルをつけることで、表にあったデータを点の横などに表示させることができます。
そうすると、とても分かりやすい分布図が完成します。

エクセルの散布図は、身長と体重、気温と売り上げなど、様々なデータ分析に使用できます。散布図が右上がりにできると、正の相関性があると判断できるように、相関図としても活用することが可能です。
相関係数を求める方法については以下の記事をご覧ください。
 

Excelで相関係数を求める2つの方法を解説!【CORREL関数】

Excelでは、2つのデータに相関性があるかを確認するために、相関係数を求めます。CORREL関数を使いますが、例としてはお客さまと販売する商品との関係など様々なデータ分析に使用できます。この記事では、Excelで相関係数を求める2つの方法をご紹介します。

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Excelでラベル付きの散布図を作る方法

ここから、Excelでラベル付の散布図の作り方をご紹介していきます。

散布図のデータ
こちらのデータを元に散布図を作ります。
人口と面積のC3:D13を選択しましょう。
「挿入」タブにある「散布図」をクリックし、「散布図(マーカーのみ)」を選ぶ
「挿入」タブにある「散布図」をクリックし、「散布図(マーカーのみ)」を選びます。
散布図
散布図が表示されます。

この散布図に、縦軸と横軸の軸ラベルと、点にデータラベルをつけて、図を見やすくします。

「グラフツール」の「レイアウト」タブにある、「軸ラベル」を押し、「主横軸ラベル」で「軸ラベルを軸の下に配置」をクリック
「グラフツール」の「レイアウト」タブにある、「軸ラベル」を押します。
「主横軸ラベル」で「軸ラベルを軸の下に配置」をクリックしましょう。
配置を選んでクリック
縦軸ラベルも同様にし、配置を選んでクリックします。
「レイアウト」タブの「データラベル」を設定
「レイアウト」タブの「データラベル」を設定します。
位置を決めてクリックしましょう。
散布図
これで、縦軸と横軸、点にラベルがつきました。

ここからデータラベルの設定をして、国の名前が表示されるようにしましょう。

「書式」タブのデータを確認し、「選択対象の書式設定」をクリック
「書式」タブのデータを確認し、「選択対象の書式設定」をクリックします。
ラベルの書式設定
ラベルの内容と位置を決めます。
データラベル範囲
「データラベル範囲」が現れるので、ここでは国名のセルを選択します。
OKを押しましょう。

データラベル範囲を選択したら、データラベルの書式設定でy軸のチェックを外します。

 ラベルの付いた散布図
ラベルの付いた散布図が完成しました。

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