Androidで「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」と表示された時の8つの解決策!

Androidで「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」と表示された時の8つの解決策!

Playストアでアプリをダウンロードしようとしたら「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」と表示されたことはありませんか?この記事では、Androidで「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」と表示された時の8つの解決策をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. 「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」と表示される原因
  2. 「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」の対処法

「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」と表示される原因

AndroidスマホでGoogle Playストアからアプリをダウンロードしようとした時に、「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」と表示されてしまい、アプリがインストールできない現象が発生することがあります。

文章に書かれている通り、使っているAndroidスマホが対応していないバージョンのものであれば仕方ないのですが、場合によっては対応しているバージョンのAndroidスマホであってもこのエラーメッセージが表示されてしまい、アプリのダウンロード・インストールが行えなくなります。こうなってしまうとそのアプリの操作が全く行えなくなるので困ってしまいますよね。

この記事では、Androidスマホで「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」とエラーメッセージが表示された時の対処法についてご紹介しています。

「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」の対処法

それでは、「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」の対処法を説明します。

Android要件を確認する

まず前提条件として、お使いのAndroidスマホでアプリが動作するのかどうか確認してみましょう。確認の方法ですが、ブラウザからPlayストアを開き、導入したいアプリのページを開きます。

アプリページをスクロールし「追加情報」の一覧から「Android要件」を確認
アプリページを下のほうにスクロールすると、「追加情報」の一覧が表示されています。追加情報の中にある「Android要件」を確認すると、「4.0.3以上」などバージョンの指定が書かれているので、ここからお使いのAndroidスマホのバージョンで動作するのか確認できますよ。

一般的にはAndroid4.0以上で動作するアプリが多く、それ以前の古いAndroidOSだと動作するアプリは少なくなってしまうということを念頭に置きましょう。

※LINEなどの特定のアプリでは、Android要件が「デバイスにより異なります」と書いてある場合があります。この場合はお使いのAndroidスマホによって動作するかどうか分かれます。

PCブラウザでPlayストアを開きインストールしたいアプリのページを開く
PCブラウザでPlayストアを開き、Googleアカウントでログインしてからインストールしたいアプリのページを開くことでもアプリがインストールできるかどうか確認することができます。

アプリ名の下に「このアプリはお使いのすべてのデバイスに対応しています。」と表示され、インストールボタンが表示されていれば対応しているということになります。

タイムゾーン設定を確認する

アプリによっては日本でしか配信されていないなど、提供地域を限定していることがあります。もしお使いのAndroidスマホのタイムゾーンが日本に設定されてない場合、「国外のAndroidスマホ」と認識されて、アプリがインストールできないといったケースもあります。

設定を開いて「システム」項目の「日付と時刻」をタップ
タイムゾーン設定を変更するには、設定を開いて「システム」項目の「日付と時刻」をタップしましょう。
日付と時刻の設定一覧
日付と時刻の設定一覧が表示されます。もし「タイムゾーンの選択」が「GMT+09:00 日本標準時」以外のものに設定されている場合は、日本標準時に設定することで解決できます。

また、「日付と時刻の自動設定」・「タイムゾーンの自動設定」をオンにすることで、日本にいれば自動的に日本と認識するようになりますよ。基本的には自動設定をどちらもオンにしておくことをおすすめします。

Androidスマホを再起動する

Androidスマホは長時間起動したままにしていると、システムに問題が発生することがあります。システムの不具合が影響してPlayストアで「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」エラーが発生することもあるので、一度お使いのAndroidスマホを再起動してみましょう。

Playストアのキャッシュを削除・または一旦無効にする

Playストアアプリに何らかの問題があり、「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」エラーが発生していることも考えられます。その場合、まずはPlayストアのキャッシュを削除してみましょう。

電源ボタンを長押しして「再起動」をタップ
電源ボタンを長押しすると電源メニューが表示されるので、「再起動」をタップすればAndroidスマホが再起動されます。再起動後にPlayストアが正常に動作するか確認してみましょう。
「アプリ」をタップ
設定を開いたら、「アプリ」をタップしましょう。
「Google Play ストア」をタップ
アプリ一覧が表示されるので、「Google Play ストア」をタップしましょう。
「ストレージ」項目をタップ
アプリ情報が表示されます。「ストレージ」項目をタップしましょう。
「キャッシュを削除」ボタンをタップ
ストレージの使用状態が表示されるので、「キャッシュを削除」ボタンをタップしてキャッシュを削除しましょう。

キャッシュの削除後に、Playストアアプリを起動して「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」エラーが出ないかどうか確かめましょう。
Playストアのアプリ情報を表示させて「無効にする」をタップしてから「有効にする」をタップ
まだエラーが発生するという場合は、再度Playストアのアプリ情報を表示させて「無効にする」をタップしましょう。警告が表示されますが、そのまま続行してアプリを無効にしてから、「有効にする」をタップしてアプリを有効にします。再インストールと同じ働きになるので、アプリ本体に障害が発生している場合はこれで改善されます。

Googleアカウントを再登録する

Googleアカウントに関連しているデータに問題が発生していて「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」エラーが起きてしまっているということも考えられます。この場合は、Googleアカウントを一度削除してから再登録してみましょう。

「セキュリティ」をタップ
設定を開いたら、「セキュリティ」をタップします。
アカウントの一覧から「Google」をタップ
Androidスマホに登録されているアカウントの一覧が表示されるので、「Google」をタップしましょう。
Googleアカウントをタップ
Googleアカウントが表示されるので、タップしましょう。
同期メニュー画面右上のメニューボタンをタップ
同期メニューが表示されるので、各種項目の同期が取れていることを確認したら画面右上のメニューボタンをタップしましょう。
「アカウントを削除」をタップ
メニューが表示されるので、「アカウントを削除」をタップしましょう。これでアカウントが削除されます。

あとは、再度Googleアカウントを登録してログインし直せばOKです。

※なぜ各種項目の同期が取れているのか確認するのかといいますと、一度アカウントを削除することによってアプリのデータなど様々なデータが消えてしまうからです。同期を取っていればバックアップから簡単に復元することができるので、同期が行われていなければ同期をしておきましょう。アプリのデータについてはGoogleアカウントに紐づかないものもあるので、そういったアプリは引き継ぎ設定を行っておきましょう。

データの初期化を行う

Googleアカウントを登録し直すだけでは駄目だった場合、データの初期化を行ってみるのも手です。ただし、データの初期化を行うとAndroidスマホが初期化されてしまいます。データの初期化を行う際はデータのバックアップをしっかりと取ってから行うようにしましょう。

「バックアップとリセット」をタップ
設定を開いたら、「バックアップとリセット」をタップしましょう。
「データの初期化」をタップ
バックアップとリセットの項目一覧が表示されるので、「データの初期化」をタップしましょう。
注意事項を確認して「デバイスをリセット」をタップ
データの初期化に関する注意事項が表示されます。確認したら、「デバイスをリセット」をタップすることでデータの初期化が行われます。

開発元に報告する

Android要件を満たしている・最新のスマホを使っている・上記項目を全て試してみてもなお「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」エラーが起きてしまう場合は、アプリ側に不具合があったり、設定によって特定の端末でアプリが動作しなくなってしまったという可能性もあります。この場合は、開発元にメールで問い合わせ・報告を行いましょう。報告はPlayストアから行うことが可能となっています。

「開発元」の問い合わせ用のメールアドレス
ブラウザでPlayストアにアクセスして該当のアプリページを開き、ページを下方向にスクロールして追加情報項目の「開発元」に問い合わせ用のメールアドレスが記載されているので、メールアプリを起動して問い合わせ・報告を行いましょう。

Androidエミュレーターを使っている場合

Androidエミュレーターである「BlueStacks」や「NoxPlayer」でPlayストアからアプリをインストールしようとした時に「お使いの端末はこのバージョンに対応していません」と表示されてしまう場合には、エラーではなくエミュレーターだと判断されているためにインストール不可の表示が出ます。この場合、設定などをいじって無理やり本体情報を構成しても、ダウンロード・インストールすることはできません。

 

ゲームアプリをAndroidエミュレーターで遊ぶという風潮はそれなりにあるものの、ポケモンGOやFGOなどのエミュレーターでの起動が許されておらず、認証回避することのできないアプリはある程度存在しています。この場合は仕方がないので、実機…つまり本物のAndroidスマホで動作させるしかありません。


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