パーティション管理ソフト「AOMEI Partition Assistant」の導入方法・使い方を解説!

パーティション管理ソフト「AOMEI Partition Assistant」の導入方法・使い方を解説!

パーティション管理。Windows10にもパーティション管理機能がありますが初心者にはとても難しいです。そこで役立つのが「AOMEI Partition Assistant」。今回はAOMEI Partition Assistantについて詳しく解説します。


目次[非表示]

  1. AOMEI Partition Assistantのインストール手順
  2. AOMEI Partition Assistantの使い方

AOMEI Partition Assistantのインストール手順

高機能なパーティション管理フリーソフト「AOMEI Partition Assistant」の インストール手順を解説していきます。

まずはAOMEI公式サイトにアクセスしましょう。

AOMEI - 公式サイト

公式サイトにアクセスしたらいきなりクーポンが表示されますが、AOMEI Partition Assistantは無料版がありますので必要ありません。

「AOMEI Partition Assistant Standard」の[ダウンロード]をクリック
そのまま下にスクロールしたら「AOMEI Partition Assistant Standard」がありますので、[ダウンロード]をクリックしてください。
メールアドレスを入力する
クリックしたらメールアドレスの入力を求められるので、メールアドレスを入力してください。入力するメールアドレスは何でも構いません。

メールアドレスを入力して[今すぐダウンロード]をクリックするとインストーラがダウンロードされます。

ダウンロードされたインストーラを起動しましょう。

有料版の宣伝画面で[スキップ]をクリック
インストーラを起動するといきなり有料版が宣伝されますが、今回は無料版のインストールですので[スキップ]をクリックします。
セットアップウィザードで[次へ]をクリック
これでセットアップウィザードが開始されます。[次へ]を押して先に進みましょう。
利用規約の同意画面の[同意する]を選択→[次へ]をクリック
利用規約の同意画面が表示されるので[同意する]を選択した上で[次へ]を押しましょう。利用規約に同意しないとインストールできません。
AOMEI Partition Assistantに関する情報の表示→[次へ]をクリック
AOMEI Partition Assistantに関する情報が表示されます。そのまま[次へ]を押しましょう。
「次へ」をクリック
インストール先を変更する必要はありません。何らかの理由で変更しなければならない人以外はそのまま次に進みましょう。
「次へ」をクリック
プログラムグループの設定もデフォルトのままで構いません。[次へ]を押してください。
[デスクトップ上のアイコンを作成する]のチェックをオン・オフにする
デスクトップ上にショートカットアイコンを作成したくない場合は[デスクトップ上のアイコンを作成する]のチェックを外しておきましょう。

[クイック起動アイコンを作成する]は意味を理解している方のみチェックしておきましょう。ほとんどの方は必要のない項目です。

インストール確認画面で[インストール]をクリック
最後にインストール確認画面が表示されます。[インストール]を押すとインストールが実行されます。
インストール完了画面
この画面が表示されたらインストール完了です。[完了]を押してセットアップウィザードを終了しましょう。

このとき[UX改善プログラムに参加する]という項目がありますが、匿名で利用状況を収集するかどうかというものです。このUX改善プログラムに参加していると頻繁に通信を行うためスパイウェアが仕込まれていたと勘違いするときがありますが、違いますので安心してください。

どうしても不安な方はチェックを外して使用することをおすすめします。

AOMEI Partition Assistantの使い方

インストールが完了したので、ここからはAOMEI Partition Assistantを使って実際にパーティーションを分割する方法を解説します。

パーティションを作成する

空いているドライブ文字を割り当てて新しいパーティションを作成することが可能です。

パーティションを作成したいドライブを選択
まずは、パーティションを作成したいドライブを選択します。
[パーティションを作成]をクリック
ドライブが選択された状態になると左サイドバーの「パーティション処理」の項目が表示されるので、その中の[パーティションを作成]をクリックします。
パーティションのサイズを指定する
新しいパーティションのサイズを指定します。

バーの緑色の部分が使用中の容量です。緑色の部分にかぶらないように作成容量を指定しましょう。

[詳細]をクリックしたら表示される「パーティションラベル」を入力してパーティションラベルを設定する
パーティションラベルも設定したい場合は、[詳細]をクリックしたら表示される「パーティションラベル」を入力します。
パーティションラベル
パーティションラベルとは、エクスプローラを開いたときに表示されるドライブ文字とは別のドライブ名です。あった方がわかりやすいでしょう。
[はい]ボタンをクリック
最後に[はい]ボタンをクリックします。
パーティションが作成された後のプレビューの表示
するとパーティションが作成された後のプレビューが表示されます。この時点でまだパーティションは作成されていません。
左上の[適用]をクリック
左上の[適用]をクリックします。
処理の確認の表示→[続行]をクリック
処理の確認が表示されるので、間違いがなければ[続行]をクリックします。これでパーティーションが作成されます。

所要時間が表示されますので、どれくらい時間かかるのか確認しておきましょう。データがあるHDDの場合(フォーマット直後ではない場合)は1時間以上かかることが多いので、時間に余裕がある時に行ってください。

 

ちなみに、有料版AOMEI Partition Assistantだと既存のパーティションをフォーマットせずに分割することが可能です。本来、既存のパーティションを分割するとフォーマットしなければいけないのですが、AOMEI Partition Assistantを使う場合はデータを保持したままとパーティーションを分割できます。

パーティションの新規作成ではなく、パーティションを分割する場合は有料版の購入を検討しましょう。

パーティションをリサイズする

既存のパーティションをリサイズすることも可能です。まずはリサイズしたいパーティションを選択します。

パーティションを選択し、メニューの[パーティションをリサイズ/移動]をクリック
パーティションを選択したら、左メニューの[パーティションをリサイズ/移動]をクリックします。
パーティションサイズを調整する
パーティションのバーの左右にある○を操作することでパーティションサイズを調整できます。

リサイズ後、どのパーティションも割り当てられない容量(パーティションを操作しないと使用できない容量)ができてしまいますので、[パーティション(○)から(○)に空き領域を割り当てる]にチェックを入れておくことをお勧めします。

リサイズの設定をしたら[はい]を押します。

[適用]をクリックしてパーティションのリサイズを実行
問題がなければ[適用]を押してパーティションのリサイズを実行しましょう。

パーティションを削除する

不要になったパーティションを削除することができます。まずは削除したいパーティションを選択しましょう。

パーティションを選択→メニューにある[パーティションを削除]をクリック
選択したら左メニューにある[パーティションを削除]をクリックします。

勘違いしないように言ってください

[はい]を選択する
そのまま[はい]を選択します。

「パーティションの高速削除」の場合はデータを消去しないで書いていますが、ファイルにアクセスするために情報が削除される関係で、データは削除されていなくてもファイルにアクセスできなくなるので勘違いしないように言ってください。

[適用]をクリック→パーティションを削除するかの確認画面
[適用]を押すとパーティションを削除していいかどうか確認画面が表示されます。削除したパーティションは復元できないので削除しようとしているパーティションを間違えていないか必ず確認してください。

パーティションを削除しても既存のパーティションが自動的にリサイズされて結合されるわけではありません。別途パーティションのリサイズ処理が必要ですので、パーティションを削除する場合はリサイズもセットになるということを覚えておいてください。

パーティションをフォーマットする

パーティション単位でフォーマットすることも可能です。ファイル整理などの目的でフォーマットする場合はパーティション単位でフォーマットしましょう。他の操作と同じようにフォーマットしてパーティションを選択します。

パーティションを選択し、[パーティションをフォーマット]をクリック
パーティションを選択したら[パーティションをフォーマット]をクリックします。
フォーマットする際のファイルシステムとクラスタサイズを設定する
フォーマットする際のファイルシステムとクラスタサイズが表示されますが、よく分からない場合はデフォルトのままにしておきましょう。適当に設定するとドライブのパフォーマンスが著しく低下する可能性があります。
[適用]をクリックしてフォーマットを行う
最後に[適用]を押したらフォーマットが行われます。

フォーマットするだけではパーティションは削除されません。パーティションごと削除する場合は、フォーマットではなく先ほど解説した「パーティションを削除」を行ってください。

パーティションのクローンを作成する

既存パーティションのクローンを作成することも可能です。クローンを作成する場合、クローン元より大きい空き容量があることを事前に確認しておいてください。

未割り当て領域の表示
また、未割り当ての領域が必要ですので、既存のドライブのパーティションをリサイズ機能で縮小し、未割り当て領域を増やしておいてください。
クローンを作成したいパーティションを選択→左メニューの[パーティションをクローン]を選択
次にクローンを作成したいパーティションを選択し、左メニューの[パーティションをクローン]を選択します。
「パーテーションの高速クローン」を選択
「パーテーションの高速クローン」を選択して次に進みます。
未割り当ての領域を選択して次に進む
あらかじめ作成しておいた未割り当ての領域を選択して次に進みます。
クローン先の未割当領域のパーティションリサイズ設定画面
クローン先の未割当領域のパーティションリサイズ設定画面が表示されます。未割り当て領域をなくしたい場合はサイズを目一杯広げておきましょう。
左上の[適用]をクリックしてクローンを行う
最後に左上の[適用]を押して実行したらクローンが行われます。

ドライブ丸ごとバックアップする際に役立ちますが、全データをコピーするぶん相当時間がかかりますので、時間に余裕がある際に行いましょう。


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