HDD・SSDのSMART情報とは?

パソコンのストレージであるHDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)には、SMARTという機能が搭載されています。SMARTというのは正確には「S.M.A.R.T.:Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology」で、ストレージの状態を調べることのできる情報です。
SMART情報には、ストレージを起動させてから現在に至るまでに発生したエラーや稼働履歴の中で一番酷いエラーが発生した状態の記録を残しています。他にもストレージの温度・使用時間・スタートアンドストップ回数・不良セクタ・ペンディングセクタ・アンコレクトセクタ・トルク値などの情報をチェックすることができますよ。
Windows10でSMART情報を確認する方法
Windows10でSMART情報を確認する方法ですが、Windowsの機能にはSMARTを確認できるアプリケーションがないため、SMART情報を確認できるフリーソフトなどを導入する必要があります。ここでは、フリーソフト「CrystalDiskInfo」を使用してSMART情報を確認する方法を説明していきます。まずは下記リンク先のCrystalDiskInfo公式ページにアクセスしましょう。

公式サイトが表示されたら、画面上部の「クイックダウンロード」に表示されている「CrystalDiskInfo Standard Edition」ボタンをクリックすることでインストーラーがダウンロードされます。

ダウンロードした「CrystalDiskInfo8_7_0.exe(数字はバージョンによって異なる)」を起動すると使用許諾契約書の同意画面が表示されるので、「同意する」を選択して「次へ」をクリックしましょう。

「インストール先の指定」はインストール先フォルダを変更する場合は「参照」からフォルダを選択します。デフォルトのままで問題なければ「次へ」をクリックしましょう。

「スタートメニューフォルダの指定」と「追加タスクの選択」によるデスクトップアイコンの作成は、必要でなければ「スタートメニューフォルダーを作成しない」のチェックボックスをオンに、「デスクトップ上にアイコンを作成する」のチェックボックスをオフにすることで作成しないことができます。「次へ」をクリックしてインストールの確認画面が表示されたら「インストール」をクリックしましょう。

CrystalDiskInfoのインストールが完了したら早速起動してみましょう。パソコンのストレージ各種情報や総書き込み量・回転数・健康状態・電源投入回数・使用時間を知ることができます。そして重要なのがウィンドウ下部にあるSMART情報を記したリストです。ここをチェックすることで、ストレージの状態を確認することができます。
確認できるSMART情報の項目は下記の通りとなります。
- リードエラーレート
- 代替処理済のセクタ数
- 使用時間
- 電源投入回数
- 書き込み失敗回数
- 消去失敗回数
- 平均ブロック消去回数
- 予期せぬ電源断回数
- 未使用予備NANDブロック数
- SATAインターフェースダウンシフト
- エラー訂正回数
- 訂正不可能エラー数
- 温度
- セクタ代替処理発生回数
- 代替処理保留中のセクタ数
- 回復不可能セクタ数
- SATA CRCエラー数
- 残り寿命
- ライトエラーレート
- RAINによる訂正成功回数
- 総書き込みセクター数(ホスト)
- 総書き込みページ数(ホスト)
- 総書き込みページ数(FTL)