Windows10の究極のパフォーマンスとは?デメリットや設定方法を紹介!

Windows10の究極のパフォーマンスとは?デメリットや設定方法を紹介!

Windows10の電源プランには、隠された設定として「究極のパフォーマンス」というものが用意されていることをご存知でしょうか?この記事では、Windows10の究極のパフォーマンスとはどういうものか・デメリットや設定方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10の究極のパフォーマンスとは?
  2. 究極のパフォーマンスのメリット・デメリット
  3. Windows10の究極のパフォーマンスの設定方法

Windows10の究極のパフォーマンスとは?

Windows10のパソコンの電源プランには「究極のパフォーマンス」という隠し設定があることをご存知でしょうか?究極のパフォーマンスとは、その名の通り高パフォーマンスプランを超えた電源プランで、電力やCPUを100%フル稼働させることができるようになる電源プランです。

究極のパフォーマンスのメリット・デメリット

メリット

究極のパフォーマンスを設定することで、CPUをフルに動作させることができるようになります。つまり、お使いのパソコンのスペックをフルに発揮して作業を行うことができるというわけですね。ハイスペックPCなのに性能が引き出せていないと感じる場合は、究極のパフォーマンスにすることで効果が期待できますよ。

デメリット

究極のパフォーマンスのデメリットですが、パソコンの性能をフルに発揮できるようになる代わりに消費電力が増えます。パーツをフル稼働させることができる反面、パーツにかかる負担も増えます。またパソコン自体の消費電力が増えるため、電気代が上がったり場合によってはブレーカーが落ちる原因にも繋がることがある点に注意しましょう。

Windows10の究極のパフォーマンスの設定方法

スタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」をクリック
それでは、Windows10の究極のパフォーマンスの設定方法を説明します。デフォルトでは究極のパフォーマンス設定は表示されない状態になっているので、コマンドを用いて表示させます。デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」をクリックしましょう。

※「Ctrlキー+Xキー」の同時押しでアドバンスドメニューを開き、メニューにある「Windows PowerShell」からも実行可能です。

コマンドプロンプトで「powercfg -duplicatescheme e9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61」とコマンドを入力
コマンドプロンプトが起動したら、「powercfg -duplicatescheme e9a42b02-d5df-448d-aa00-03f14749eb61」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。「電源設定の GUID: 1de7367a-6c6a-4bc3-810c-f956365907fe  (究極のパフォーマンス)」と表示されれば、究極のパフォーマンスが選択可能になります。
スタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダ内の「コントロールパネル」をクリック
コマンドの入力後、早速電源オプションを確認しましょう。電源オプションを開くには、デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダ内の「コントロールパネル」をクリックしましょう。
電源オプションの「電源プランの選択またはカスタマイズ」の「追加プランの非表示」項目を展開→「究極のパフォーマンス」の表示
コントロールパネルが表示されたら、「システムとセキュリティ」→「電源オプション」の順にクリックして電源オプションを開きましょう。「電源プランの選択またはカスタマイズ」の「追加プランの非表示」項目を展開すると、「究極のパフォーマンス」が追加されていることが確認できます。

究極のパフォーマンスをクリックすることで、電源プランが究極のパフォーマンスに設定されますよ。


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