Disk Drillとは?
Disk Drillとは、無料で使えるファイル復元ソフトです。
Windows10はファイルを削除しても一度ゴミ箱に入れられるためすぐに消える事はありませんが、ゴミ箱から削除する場合やゴミ箱に入りきらないくらい大きなファイルを削除する場合は完全に削除されてしまいます。
Disk Drillはそういった元に戻すことが出来なくなってしまったファイルやフォルダを復元できるフリーソフトです。評判も高く、ほかの復元ソフトが不要になってアンインストールした人は少なくありません。
HDD・SSDで使われるNTFSだけでなくFATやexFATなどSDカード・USBメモリーで使われるファイルシステムや、HTFS+ ・ EXT2/3/4にも対応しているためMacやLinuxでも利用することが可能です。
検出できた削除済みファイルを復元する前にプレビュー表示させることができるため、本当に必要なファイルのみを復元することが可能です。
Disk Drillのダウンロード・インストール
それではDisk Drillをダウンロードしてインストールしていきましょう。Disk Drillは公式サイトから入手できます。
公式サイトにアクセスするとPROバージョン(有料)の案内が表示されますが、ただ使うだけならPROバージョンを購入する必要はありませんので、バツボタンや案内の外をクリックして案内を非表示にしましょう。
クリックしてページが変わるとDisk Drillがダウンロードされます。ダウンロード完了後インストーラーを起動してください。
はじめにエンドユーザーライセンス契約が表示されるので、[同意して実行します]をクリックしてください。
これにより他の復元ソフトで復元できないファイルもDisk Drillだと復元できるようになる可能性が高まります。選択したら[はじめる]をクリックしましょう。
これで初回セットアップは完了です。初めから日本語化されているので、別途日本語化パッチを導入したり設定を変更する必要はありません。
Disk Drillの使い方
ここからはDisk Drillの使い方を簡単に紹介します。
ファイル・フォルダの復元方法
データ復旧はとても簡単です。
他の復元ソフトとは違ってスキャンが完了するまで待つ必要はなく、見つかったファイルから復元することができます。
復元元ドライブに復元しようとすると復元する過程で復元しようとしたファイルが上書きされてしまい、ファイル破損が起きてしまう可能性があります。例えばCドライブが復旧元ならばDドライブ・SDカード・USBメモリーなど別の領域に復元するようにしてください。
すべてのファイルを完全に復元できるわけではない
Disk Drillで復元できるのは、削除されたファイルが上書きされていない場合に限ります。
Windows10などで完全に削除したファイルは、アクセスするための情報が削除されただけで元ファイルのデータそのものは残っています。ですが、それらデータは完全に不要な状態になってしまっているため、別のファイルを作成したりするとその削除したファイルのデータを上書きしてしまうことがあります。
そうなってしまうとファイルを復元できなくなってしまいます。ですので、ファイルを復元させたい場合はできるだけ早く復元するようにしましょう。