2023年03月10日

【インストール不要】FLACをmp3に変換する方法！

音声ファイル形式の一つにFLACがあります。一般的にmp3に変換するソフトを使って再生できるようにするのですが、インストール不要で使える変換ソフトが存在します。今回はインストール不要でFLACからmp3に変換する方法を紹介します。

FLACをmp3に変換したい

FLAC形式はmp3ファイル等と同じ音声ファイル形式の一つですが、データの構造やアルゴリズムはメジャーなmp3とは大きく異なります。

そのため、FLACから非対応のミュージックプレーヤーではFLAC形式の音楽を再生することができません。

そのため、FLAC非対応のミュージックプレーヤーで再生しようと思うと一度対応している形式に変換しなければなりません。

変換先の形式は一般的にmp3が選ばれますが、mp3への変換は基本的に変換ソフトウェア・アプリを使用します。

Windows10であれば、変換用のフリーソフトがたくさん用意されているので、それらを利用すれば簡単に変換可能です。

ですが、FLACをmp3に変換できるソフトウェアの多くはインストールして使うタイプであり、iTunesなど、使うためにはインストールしてからでないといけないものが多いです。

これからも何度も変換する機会があるのであればインストール型ソフトウェアでもいいですが、たまにしか使わないときはiTunesなどのインストール型ソフトウェアを導入するメリットは薄いでしょう。

有料版も視野に入れてFLACファイルやその他いろいろな形式のファイルを変換したい！という方は、「VideoSolo 究極動画変換」をまずは試してみるのもいいですね。

実はWindows10には、インストール不要のFLAC形式からmp3形式に変換できる方法があるのです。

おすすめの方法ががOnline Audio ConverterとFlicFlacの2つ。今回は、この2つのソフトを使った変換方法・使い方を見ていきましょう。

1つ目の方法がOnline Audio Converter。こちらはWebサービスであり、ブラウザが使えるならどこからでも利用できます。

まずはOnline Audio Converterにアクセスしましょう。

[ファイルを開く]にflacファイルをドラッグアンドドロップしても同じようにアップロードできます。

mp3形式は音質を設定できます。ハイレゾ音源など高音質のflacファイルを変換するときは音質を高めるようにしましょう。

当然ですが、音質設定を高くしても元の音質以上に高音質になることはないので注意してください。

最後に[変換]を押すとflacファイルがmp3ファイルに変換されます。

直接Google DriveやDropboxに保存したい場合はその下にある[Google Drive][Dropbox]をクリックしてください。

とにかく使い方が簡単であるため、おすすめです。

FlicFlacはWindowsで動作する変換フリーソフトです。

インストールせずに使えるのが特徴で、USBメモリーやSDカードに入れて持ち運ぶことが可能です。

FlicFlacはこちらからダウンロードできます。

ダウンロードしたファイルが本体なので、解凍したらすぐに使えます。

デフォルトでは[to FLAC]が選択状態になっているので、[to MP3]をクリックして変換先を切り替えてください。

次に、[Select or Drop Files]と書かれた箇所をクリックしてflacファイルを選択するか、直接[Select or Drop Files]にflacファイルをドラッグ・アンド・ドロップすることで、ファイルを変換できます。

日本語化パッチは用意されていませんが、日本語化する必要がないくらい非常にシンプルなのですぐに使い慣れることでしょう。