UsoClient.exeとは?
Windows10のパソコンを使用していて、一瞬黒い画面(コマンドプロンプト)が表示されることがあります。名前を見ると「UsoClient.exe」と書かれており、何かしらのウイルスなのかと不安になってしまう方もいらっしゃるかと思います。
このUsoClient.exeとは、Windows Updateの更新ファイルがあるかどうか確認・自動更新を行うためのプログラムです。Usoの部分は「Update Session Orchestrator」の略称です。22時間ごとに自動で起動され、Windows Updateの更新ファイルがあるかどうかのチェックを行います。そのためウイルスではないのでご安心ください。
ただし、パスが「C:\Windows\System32」以外の場所にあるUsoClient.exeはウイルスの疑いがあります。もし別のパスからUsoClient.exeが動作していた場合は、アンチウイルスソフトによるウイルススキャンを行いましょう。
UsoClient.exeを表示させない方法は?
タスクスケジューラから表示させないようにする
レジストリからUsoClient.exeを無効化する
レジストリエディターが起動したら、「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows」を開き、Windowsフォルダを右クリックしてメニューの「新規」→「キー」をクリックします。新しいキーが作成されるので、名前を「WindowsUpdate」にします。続いて「WindowsUpdate」を右クリックして「新規」→「キー」から新しいキーを作成して名前を「AU」に変更し、「AU」を選択したら右ペインで「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択して新しい値を作成し、名前を「NoAutoRebootWithLoggedOnUsers」にします。
NoAutoRebootWithLoggedOnUsersを右クリックしてメニューの「修正」を選択し、「値のデータ」を「1」に変更して「OK」をクリックして設定を反映したら、パソコンを再起動することでUsoClient.exeを無効化することができますよ。再度有効にしたい場合は値のデータを0に戻しましょう。