ZoomはWi-Fiなしで使えるのか?
ミーティングアプリ・Zoomでは、パソコンでもタブレットでもスマホでも簡単にビデオ会議に参加することのできるアプリケーションです。その性質からリモートワークにおいてもよく使用されるツールとなっていますが、外出先でWi-Fiなしの状態でもZoomでミーティングに参加して大丈夫なのか気になる方は少なくないでしょう。もしデータ通信量を使いすぎたら…という悩みは多くのユーザーが抱えていると思います。
Zoomは、Wi-Fiなしの環境でもある程度であれば使用することはできます。ただし、データ通信量はかなり高くなるということを留意していないといつの間にかデータ通信量の上限に到達してしまう・予想以上にデータを使いすぎて携帯料金が跳ね上がってしまうなどの点に注意しなければいけません。
Zoomの通信量の目安
Zoomでは、どれくらいデータ通信量を使用しているのか気になるという方も少なくないと思います。Zoomの通信量の目安ですが、通話のみのミーティングを行った場合は10分で約12MB・1時間で約72MBほどのデータ通信量を使用することになります。
これがビデオ通話になりますと、10分で約100MB・1時間で約600MBにもなってしまいます。例えば仕事において1日1時間だけビデオ通話をして月の稼働日が20日間であった場合、合計12000MB=12GBもデータ通信量が発生します。現在は大手キャリアで安価で20GBのプランなども出ていますが、ゲームアプリやYouTubeで動画を見ているユーザーであれば12GBも使用してしまったら苦しいのではないでしょうか。もちろん一般的なキャリアごとの基本プランであればあっという間にデータ通信量の上限に到達してしまい、速度制限がかかってしまいまともにミーティングに参加できない状態にもなってしまいます。
逆に通話のみで女医期の条件と同じ時間のミーティングを行った場合、1440MB=1.44GBほどに収まります。約1.4GBであれば、20GBのプランを契約しているユーザーであればあまり気にすることもなくミーティングを行えるのではないでしょうか。
ZoomをWi-Fiなしで使う際のおすすめ設定
どうしても外出先でWi-Fiスポットが確保できず、スマホやタブレットでミーティングに参加しなければならないというケースも発生するかと思います。そこでZoomをWi-Fiなしで使う際のおすすめ設定ですが、基本的にはビデオ通話はオフ・音声通話のみでZoomを使用するという結論になります。
2021年現在、ユーザー側でZoom内でデータ通信量を減らすことのできる設定はありません。なので極力データ使用量を抑えたいのであれば、ビデオボタンをオフにして音声通話のみでの使用を心がけましょう。また、喋らない時はマイクをミュートにすることで音声を拾わせないでデータ使用量を節約するということも可能です。ただ、ミーティングによってはホストが画面共有を行ったり大人数が参加してWebカメラを使用しているケースもありますよね。この場合はミーティング前にWi-Fiがないためできるだけ他の参加者にWebカメラをオフにしてもらう・画面共有を行わないようにしてもらうなど他のユーザーに協力を求めることになります。
営業職の方などで、外出先でZoomによるミーティングが必須になってしまう場合はZoom用のSIMカードを用意するという選択肢もありです。勤務先企業に相談してみましょう。