iPhoneのカレンダーを使ったスパムとは？
2020年の1月から3月にかけてiPhoneのカレンダーアプリに勝手に自分が登録していないイベントが表示される、ウイルスに感染しているという通知が表示されるという問題が発生しました。
この期間に私のiPhoneのカレンダーアプリも勝手にイベントが登録されていた、変な通知が届いてた！というユーザーの方もいらっしゃると思います。
これってハッキングされてるの？私のiPhoneが誰かに乗っ取りされたの？と不安に思っていたユーザーの方もいらっしゃると思います。
このスパムの原因は、iCloudカレンダーの共有機能を使ったスパムだと考えられています。
iPhoneのカレンダーを使ったスパムの手口
iPhoneのカレンダーを使ったスパムの手口について解説します。
- iPhoneにカレンダーから変な通知が届く。
- カレンダーを確認してみると『ウイルスに感染している可能性があります』『あなたのiPhoneは保護されていません！』というタイトルのスケジュールが記載されている。
- 内容を確認するとURLが記載されている。
カレンダーのスケジュールの内容を確認しただけでは特に問題はありません。
問題はURLをクリックしてからです。
このURLをクリックすると不審なサイトに繋がります。そのサイトではアプリのインストールに誘導するケースやメールアドレスやクレジットカードの情報など個人情報の入力などに誘導されるケースがあります。
アプリのインストールや個人情報を入力すると悪用される可能性が高いので、絶対にアプリの入力や個人情報を入力しないでください。
またURLではなく『参加』『欠席』などをタップさせて誘導するケースもあるので注意してください。
iPhoneのカレンダーのスパムを削除する方法
怪しいカレンダーのイベントが追加されていた時は内容を確認せずにカレンダーを削除してください。iPhoneのカレンダーのスパムを削除する方法は下記の通りです。
これでカレンダーから怪しいスパムのイベントが削除されました。簡単にできるので間違えてURLをタップしてしまう前に削除しておくことをおすすめします。