Outlookで削除済みアイテムのメールは復元できる?
メールソフト・Microsoft Outlookで、メールを間違って削除してしまったり一括削除で巻き込んでしまって目的のメールが他のメールごと消えたという経験をしたことはありませんか?Outlookでは、メールを削除してもすぐにメールが削除されるのではなく「削除済みアイテム」扱いになり、「削除済みアイテム」フォルダへとメールが移動されるようになっています。
そのため、「削除済みアイテム」フォルダを確認してメールが残っていればここからメールを復元して受信トレイや他のメールフォルダへと元に戻すことができますよ。この記事では、Outlookで削除済みアイテムのメールを復元する方法をご紹介していきます。
Outlookで削除済みアイテムのメールを復元する方法
それでは、Outlookで削除済みアイテムのメールを復元する方法を説明します。Outlookで削除してしまったメールは「削除済みアイテム」フォルダへと移動されます。左側メニューの「削除済みアイテム」をクリックしましょう。
「削除済みアイテム」フォルダの中身が表示されるので、復元したいメールを右クリックしてメニューの「移動」にマウスカーソルを乗せてサブメニューの「受信トレイ」など復元先のフォルダをクリックしましょう。これで、削除してしまったメールを復元することができますよ。
注意点としては、「Outlookの終了時に、削除済みアイテムフォルダーを空にする」設定が有効になっているとOutlookを終了した時に自動的に削除済みアイテムフォルダ内のメールが完全削除されてしまう点です。こちらの設定はホーム画面左側の「オプション」でOutlookオプションを開き、「詳細設定」から変更することができますよ。
もし「削除済みアイテム」フォルダからメールを完全に削除してしまっている場合は、回復可能なメールがあるかどうかをサーバーにアクセスして確かめることができます。ウィンドウ上部の「ホーム」タブのリボンメニューを開き、「アクション」項目の「削除済みアイテムをサーバーから復元」をクリックしましょう。
「削除済みアイテムを復元」ウィンドウが表示されます。ここに削除したメールの一覧が表示されるので、復元したいメールを選択してウィンドウ左下の「選択されたアイテムを復元」が選択されていることを確認したら「OK」をクリックしましょう。これで、削除したメールを復元することができますよ。復元したメールは「削除済みアイテム」フォルダへと移動するので、対象のメールを右クリックしてメニューから「移動」で移動先フォルダを選択して元に戻しましょう。