ExcelのIF関数で複数条件を設定する方法を紹介!

ExcelのIF関数で複数条件を設定する方法を紹介!

Microsoft ExcelでIF関数を使用して計算を行う際に、複数条件を指定したいと思ったことはありませんか?IF関数では、複数条件の指定と特定の関数の併用ができます。この記事では、ExcelのIF関数で複数条件を設定する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのIF関数で複数条件を設定したい
  2. ExcelのIF関数で複数条件を設定する方法

ExcelのIF関数で複数条件を設定したい

Microsoft Excelで、IF関数を使用する際に複数条件を設定したいと思ったことはありませんか?IF関数では複数の条件指定を行うことができるほか、別の関数を併用しての計算も可能ですよ。この記事では、ExcelのIF関数で複数条件を設定する方法をご紹介していきます。

ExcelのIF関数で複数条件を設定する方法

IF関数を使おう
それでは、ExcelのIF関数で複数条件を設定する方法を説明します。画像の表では、「Score」列の数値に応じて、「Rank」列に「A」・「B」・「C」の3つの結果を表示させるように設定します。

「=IF(C3>=80,"A",IF(C3>=60,"B","C"))」と入力することで、最初のIF関数「=IF(C3>=80,"A"」で値が真(True)…つまり80以上の場合に表示する文字列である「A」を入力します。続いて値が偽(False)…80以上でなかった場合の条件を入力します。「「=IF(C3>=80,"A",IF(C3>=60,"B","C"))」」として2つ目の条件である「60以上はB」と「60未満はC」と、2つめと3つめの条件を指定しています。

D3セルに結果が出力された
D3セルに結果が出力されました。C3セルの数値が90なので、1つめの条件に当てはまる「A」が表示されていることが確認できます。この数式を残りのセルにも当てはめるため、セルの右下のフィルハンドルをドラッグして下方向へ引っ張りましょう。
残りのセルにも数式を反映できた
これで残りのセルにも数式を反映して、それぞれ3つの条件判定による結果を出力することができました。
「AND関数」を併用することも可能
他にも、「AND関数」を併用することで複数条件を指定することも可能です。画像では「テスト1・2・3」の3つの点数が60以上かどうか出力するために「=IF(AND(C3>=60,D3>=60,E3>=60),"OK","NG")」と入力しています。これで3つの条件に合致していればOK・合致していなければNGと結果が出力されますよ。
「OR関数」を使用
また、複数条件でいずれかが条件を満たしているか判定させるには「OR関数」を使用します。画像の例ではいずれかのテストの点数が50点以上であれば合格なので、「=IF(OR(C3>=50,D3>=50,E3>=50),"OK","NG")」と入力しています。
「OK」と出力されている
これで、結果を出力することができました。テスト1~3のすべてが50点以上なので、「OK」と出力されていますね。
オートフィルで残りのセルにも数式を反映させた
オートフィルで残りのセルにも数式を反映させました。名前列の「C」のテスト成績のみ50点を上回っているセルがないため「NG」が出力されています。

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