コマンドプロンプトのfcコマンドとは?
コマンドプロンプトのfcコマンドの使い方
fcコマンドの書式
fcコマンドの書式ですが、「FC [/A] [/C] [/L] [/LBn] [/N] [/OFF[LINE]] [/T] [/U] [/W] [/nnnn] [ドライブ1:][パス1]ファイル名1 [ドライブ2:][パス2]ファイル名2」のようになっています。オプションを省いた場合は「FC ファイル名1 ファイル名2」のようになります。
fcコマンドを使用してみる
この例では4行目と5行目がそれぞれ異なっているので、それぞれの前後の行と合わせて差分となる結果が表示されました。
オプション
- /A:違いのある部分ごとに、先頭行と最終行のみを表示させる
- /B:バイナリモードで比較を行う(比較ファイルの拡張子が.exe/.com/.sys/.obj/.lib/.binの場合は既定モードとなる
- /C:アルファベットの大文字・小文字を区別しない
- /L:ファイルをASCIIテキストとして比較する(デフォルト設定)
- /LB[num]:連続する最大相違行数を指定する(デフォルトは100行)
- /N:ASCIIテキストとして、比較する際に行番号を表示させる
- /OFF[LINE]:オフライン属性が設定されているファイルを比較対象とする(WinXP)
- /T:タブをスペースに変換しない(省略時はタブ1つにつきスペース8文字)
- /U:Unicodeテキストとして、ファイルを比較する
- /W:連続した空白(タブ・スペース)を1つのスペースとして比較する
- /NNNN:不一致発見後に確認する一致すべき連続行数を指定する(デフォルトは2)