Windows10はOSだけでどれくらいの容量が必要なの?
Windows10のOSの必要容量はどうなっているのか確認するには、クリーンインストールした直後のCドライブの容量を見てみましょう。
ノートパソコンで計測して「32bitで12GB・64bitで15GB」程度OSで使用されています。
デスクトップパソコンだとここから更に数GB使用するので、目安としては少なく見積もっても20GB前後の容量を使うと考えておいたほうがいいでしょう。
また、Windows10は定期的にアップデートを行います。
アップデートに必要なファイルをダウンロードするための空き容量も必要です。
メジャーアップデートなどの大型アップデートが行われる場合は20GB前後の容量を求められるので、Windows10の必要容量の目安としては50GB程度となるでしょう。
HDD/SSDのおすすめのスペック
上記のOSの必要容量と、PCの利用シチュエーションごとにHDD/SSDのおすすめスペックをご紹介します。
ネットサーフィンを行う程度の場合
ネットサーフィンやメールの確認など、特にアプリケーションの操作を行わないのであれば128GBほど容量があれば十分でしょう。
Cドライブの容量が半分から4割程度は空くため、何かのファイルを保存したい時も間に合います。
「64GBじゃダメなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、64GBではOSだけで容量の8割を使ってしまい、ブラウザなどの動作に支障をきたすためおすすめできません。
Officeソフトなどで作業を行う場合
Officeソフトをはじめとしたアプリケーションでのデスクワーク作業などがメインの場合は、256GBほどの容量をおすすめします。アプリケーションをインストールしても十分な空き容量があり、なおかつファイルも多く保存することができます。
写真編集などを行う場合
写真などのデータ編集を行う場合、写真1枚のデータが大きくなりやすいことを踏まえると512GBものストレージ容量があれば心強いです。256GBでも作業は行えますが、容量に不安が出てくるかもしれません。
動画編集を行う・ゲームで遊ぶ場合
動画の編集を行う場合、素材であっても単体で1GBを超えるデータを取り扱うこともあると思います。動画編集をメインで行うのであれば、512GB以上のストレージを選択しておくことを強くおすすめします。
パソコンゲームをメインで遊ぶという人も、512GB以上のストレージを選択しましょう。ゲーム1つにつき数十GBもの容量を使うのが当然のようになってきているので、512GB以下の容量のストレージだとすぐに一杯になってしまいます。
まとめ
Windows10はOSだけでどれくらい容量が必要なの?おすすめのスペックをご紹介!いかがでしたでしょうか。
Windows10パソコンのOSの必要容量は、パソコンを使い始めた直後でないと確認しづらいのがネックですよね。実際に必要な容量はアップデート用の空き容量も含めて50GBほどと、かなりの容量を必要とします。これを目安にストレージの容量を選んでみましょう。記事内でシチュエーションごとに必要なHDD・SSDの容量を挙げていますので、参考にしてみてくださいね。
また下記リンク先の記事では、メモリの必要容量について説明していますので併せてご覧ください。