2019年10月16日

Windows10のユーザーアカウント制御（UAC）の設定方法！【無効/例外】

Windows10では、システムに変更が入る操作を行う時に画面が暗転してユーザーアカウント制御（UAC）ダイアログが開きます。この記事では、Windows10のユーザーアカウント制御（UAC）の設定方法や、例外・無効化方法をご紹介しています。

目次[非表示]

Windows10のユーザーアカウント制御とは？
ユーザーアカウント制御の設定方法
特定のアプリだけ例外にする方法は？

Windows10のユーザーアカウント制御とは？

ユーザーの許可・管理者パスワードの入力を求めるウィンドウ — Windows10には、ユーザーアカウント制御（UAC…User Access Control）というセキュリティ機能があります。

ユーザーアカウント制御が有効になっていると、プログラムのインストールなどのWindowsのシステムに変更を加える際にユーザーの許可・管理者パスワードの入力を求めるウィンドウが表示されるようになります

ユーザーアカウント制御の設定は4段階から設定可能で、毎回UACダイアログを表示させるように設定することや全くUACダイアログを表示させずに無効化することも可能です。

この記事では、Windows10のユーザーアカウント制御（UAC）の設定方法をご紹介していきます。

ユーザーアカウント制御の設定方法

ユーザーアカウント制御の設定を起動する

デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリック — まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コントロールパネル」をクリックしましょう。

コントロールパネルが表示されるので、「ユーザーアカウント」をクリック — コントロールパネルが表示されるので、「ユーザーアカウント」をクリックしましょう。

「ユーザーアカウント」をクリック — 一覧が表示されるので、更に「ユーザーアカウント」をクリックします。

ユーザーアカウントの変更メニューが表示されるので、「ユーザーアカウント制御設定の変更」をクリックしましょう。

ユーザーアカウント制御の設定ウィンドウ — ユーザーアカウント制御の設定ウィンドウが表示されます。

デフォルトでは3段階目に設定されているので、必要に応じて設定を変更しましょう。設定の変更を完了するには「OK」ボタンをクリックすればOKです。

4段階目（常に通知する）

バーの一番上である4段階目に設定 — バーの一番上である4段階目に設定すると、「アプリがソフトウェアをインストールしようとする場合、またはコンピューターに変更を加えようとする場合」「ユーザーがWindows設定を変更する場合」にUACの通知が入ります。

頻繁に入るため、セキュリティ面に厳しくしたい場合にはこちらの設定を使いましょう。

3段階目（デフォルト）

上から2番目の3段階目 — 上から2番目の3段階目では、「アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知（規定）」のみが適用されています。

デフォルトではこの設定になっています。

2段階目

下から2番目の2段階目 — 下から2番目の2段階目では、「アプリがコンピューターに変更を加えようとする場合のみ通知する（デスクトップを暗転しない）」となっています。

UACダイアログが表示される場合の暗転がなくなり、普通の通知へと変わります。

特定のアプリだけ例外にする方法は？

UACをアプリごと、個別に例外にする方法もあります。

例外にしたいアプリのショートカットを右クリックして、メニューの「プロパティ」をクリック — まずは例外にしたいアプリのショートカットを右クリックして、メニューの「プロパティ」をクリックしましょう。

「互換性」タブを開いて「管理者としてこのプログラムを実行する」のチェックボックスをオンにしてから「OK」をクリック — プロパティが表示されたら、「互換性」タブを開いて「管理者としてこのプログラムを実行する」のチェックボックスをオンにしてから「OK」をクリックしましょう。これで管理者としてプログラムを実行できるようにしました。

プロパティを — 再度プロパティを開き、「ショートカット」タブの「リンク先」と「作業フォルダー」のパスを控えておきましょう。

デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windows管理ツール」フォルダを展開して「タスクスケジューラ」をクリック — 次に、デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windows管理ツール」フォルダを展開して「タスクスケジューラ」をクリックしましょう。

「タスクスケジューラライブラリ」を選択した状態で右側メニューの「タスクの作成」をクリック — タスクスケジューラが起動したら、「タスクスケジューラライブラリ」を選択した状態で右側メニューの「タスクの作成」をクリックしましょう。

タスクの作成ウィンドウが表示されたら、「操作」タブを開いて「新規」をクリック — タスクの作成ウィンドウが表示されたら、「操作」タブを開いて「新規」をクリックしましょう。

「プログラム/スクリプト」欄に先ほど控えたショートカットのリンク先を、「開始（オプション）」には作業フォルダーのパスを貼り付けて「OK」をクリック — 新しい操作ウィンドウが表示されたら、「プログラム/スクリプト」欄に先ほど控えたショートカットのリンク先を、「開始（オプション）」には作業フォルダーのパスを貼り付けて「OK」をクリックしましょう。

「全般」タブに移動して、「名前」を入力してから「最上位の特権で実行する」のチェックボックスをオンにしてから「OK」をクリック — 次に「全般」タブに移動して、「名前」を入力してから「最上位の特権で実行する」のチェックボックスをオンにしてから「OK」をクリックしてタスクを作成しましょう。

ショートカットのプロパティ — 最後にアプリのショートカットのプロパティを開き、リンク先を「C:\Windows\system32\schtasks.exe /run /tn （タスク名）」に変更して、実行時の大きさを「最小化」にしてから「OK」をクリックすれば例外設定の完了です。

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