IP Helper(iphlpsvc)とは?
Windowsのパソコンでは、各種サービスがバックグラウンドで動作しています。今回ご紹介する「IP Helper(iphlpsvc)」も、そういったサービスの一つです。
IP Helperとは、接続プラットフォームを使用したIPv6移行テクノロジです。現在インターネットで使われているIPのほとんどは「IPv4アドレス」ですが、いずれは「IPv6アドレス」への移行が行われるでしょう。ですがIPv6への完全移行はまだまだ先の話なので、IPv6への移行環境が必要になるまではIP Helperも動作させておく必要のないサービスと言えるでしょう。
この記事では、IP Helperの停止・無効化方法をご紹介していきます。
IP Helper(iphlpsvc)の停止・無効化方法
それでは、IP Helper(iphlpsvc)の停止・無効化方法を二通りの方法からご紹介します。
管理ツール・サービスから停止する
コマンドで停止する
コマンドプロンプトが開いたら、下記コマンドを貼り付けてからEnterキーを押して実行しましょう。上のコマンドがサービスの停止、下のコマンドがスタートアップの無効化となっています。
C:\>sc stop iphlpsvc
C:\>sc config iphlpsvc Start= disabled
まとめ
IP Helper(iphlpsvc)とは?停止・無効化方法を紹介!いかがでしたでしょうか。
IP Helperはサービスの一つであり、IPv6環境への自動移行を行うにはこのサービスを使います。しかし、2019年現在ではまだまだIPv6環境への完全移行は行われていないため、動かしておく必要のないサービスです。記事内で停止・無効化方法を説明していますので、参考にしてみてくださいね。
また、下記リンク先の記事「Windows10で不要なサービスを停止して高速化・軽量化する方法!」では、Windows10で動作している不要なサービスの停止方法をご紹介しています。併せてご覧ください。