スリープが勝手に解除される問題
Windows10のパソコンを使っていて、寝る時にスリープモードにしたのにも関わらず夜中に勝手にスリープ解除されて起動してしまったというケースに遭遇したことはありませんか?
Windows10では、パソコンを使っていない時間帯にWindows Updateなどの更新やメンテナンスを行うように設計されています。しかし、それらの更新・メンテナンスを実行する際にパソコンがスリープしている場合、スリープ解除タイマーが働いてスリープを勝手に解除してしまうのです。
スリープ解除タイマーとは?
スリープ解除タイマーとは、Windows Updateや自動メンテナンスといったプログラムが作業を行う時刻にスリープを解除することができる機能です。これにより、設定された時間にスリープしている場合は解除してスケジュール通りにプログラムを動作させます。
しかし、スリープ解除タイマーが動作するということは、ユーザー側からすると「勝手にパソコンがスリープから復帰した」と思ってしまいますよね。基本的にスリープにするということはパソコンを使わないということなので、スリープから復帰されたら困ってしまう方がほとんどだと思います。寝る時に「起きたらパソコンをすぐに使いたいから」という理由でスリープさせる方の場合、スリープからの復帰によるパソコンの動作音で睡眠を妨害されてしまってストレスになることもあります。
そこで、スリープ解除タイマーの設定を変更して無効化させることで、勝手にスリープを解除しないようにすることが可能ですよ。