Youtubeのタグとは
Youtubeに動画をアップロードする時に編集できる項目の一つに、タグというものがあります。
タグとはどういう機能なのかというと、キーワードを設定することで動画のジャンルを分けるものです。
例えば料理の動画の場合「日本料理」「中国料理」「イタリア料理」など色々な種類がありますよね。
そこでタグを使うことによって、この動画の種類はA・この動画はB…とカテゴライズすることが可能になります。
タグを入力するメリット
YoutubeのタグはSNSで用いられる「ハッシュタグ」とは違い、視聴者側からはどう設定されているのか見ることができないので設定する必要が分かりにくいですね。
なぜタグを設定する必要があるのかというと「関連動画」へ表示させるためというのが一番の理由になります。
動画を再生していると、右側に似たジャンルの動画リストが表示されますよね。
これが関連動画です。視聴中の動画と同じカテゴリーの動画がこの部分に表示されるのですが、タグを設定することで関連動画にアップロードした動画が表示されやすくなります。多くの人の目に触れやすくなるので、色々な人に自分の動画を見てもらうきっかけになります。
Youtubeのタグの付け方・設定方法
それではYoutubeにアップロードした動画へのタグの付け方を説明します。
まずはYoutubeを開いて右上の自分のアイコンをクリックし、メニューの「クリエイターツール」をクリックします。
クリエイターツールには自分がアップロードしてきた動画の一覧が表示されます。
タグを編集したい動画の右下にある「編集」ボタンをクリックし、出てきたメニューの「情報と設定」をクリックしましょう。
動画の情報編集画面が表示されます。タグの入力フォームは左下にあります。
説明文の下にあるのががタグの入力フォームです。
ここに動画に関係のあるキーワードを入れてみましょう。 キーワードを入力したら、右下にある「変更を保存」ボタンをクリックすればタグが登録されます。
このように、登録されたタグが表示されます。
続けてタグを入力することもできますし、もしタグを打ち間違えたら、タグの右に表示されている×ボタンをクリックすればそのタグを削除することができます。
また、タグは一括で入力することもできます。 あらかじめメモ帳に入力したいタグを複数個記入して、それらを半角の,(カンマ)で区切りましょう。そしてコピーします。
コピーした複数個のキーワードを貼り付けると、そのまま一括でタグに変更されました。
直に入力する場合も、キーワードを入力してからカンマを付けると即座にタグに変更されることを覚えておくと便利です。
ここで注意したいのが、タグを区切るのはカンマであって半角スペースではないことです。
以前の仕様では半角スペースでカンマを区切れたようですが、2017年現在では適用されないので気をつけましょう。 動画を載せましたので、よろしければ参考にしてみてください。
Youtubeのタグの付け方のコツ
タグが便利なのは分かったけどどのようにタグを付ければいいんだろう?という方に、タグの付け方のコツを説明します。
タグは何個でも入力できるのですが、5~6個に収めるのがスマートです。
10個以上入力することもできるのですが、タグをたくさん付けすぎるとスパムと誤認されてしまうことがあり、最悪の場合はアカウント停止される可能性もあるので非推奨です。
まずは、動画のジャンルに該当するキーワードを入れましょう。例えば料理なら「料理」のように、メインになるキーワードですね。次に「何の」料理かを表すサブキーワードを入れましょう。日本料理なら「日本」でOKです。最低限これだけあれば関連するジャンルに表示されるでしょう。
ですが、ちょっと工夫するだけでもっと自分の動画を見てもらいやすくなるテクニックを二つほど紹介します。
まず1つめは、チャンネル名とチャンネルIDです。これを自分がアップロードしている全ての動画に入れることで、自分の動画が再生された時に関連動画に出現させやすくなります。
チャンネルIDの確認方法を説明します。Youtubeを開いて右上にある自分のアイコンをクリックし、メニューの「設定」をクリックします。
自分のアカウント概要が表示されるので、ユーザーネーム・メールアドレスの下に表示されている「詳細設定」をクリックします。
枠で囲んだ部分が、自身のチャンネルIDになります。チャンネル名と共に登録しましょう。
もう一つのテクニックが、アップロードした動画と同じジャンルの人気動画のタグを使うことです。ですが普通は動画に設定されたタグを知ることはできません。タグの検索方法は、次の項目で説明します。
Youtubeのタグの検索方法は?
ユーザーには表示されなくても、タグを調べる方法は存在します。
まずはタグを調べたい動画を開きましょう。
動画のタイトル名のあたりで右クリックして、「ページのソースを表示」をクリックします。(ブラウザによって表示が多少異なります)
英語がずらっと表示されますがこのままだと分かりづらいので、ブラウザの検索で「keyword」と入力しましょう。
検索にひっかかった部分の後ろに付いているキーワードがその動画のタグになります。
SNSでもおなじみの「ハッシュタグ」
データ上ではなく、きちんと検索できるタグもあります。
SNSでおなじみの「ハッシュタグ」です。#から始まるこのハッシュタグは「タグ」と別物ですが、動画の説明文に載せることで検索してもらえたり、自分で興味のある動画を調べる際に設定されている動画が表示されるので便利です。
まとめ
Youtubeのタグの付け方のコツや検索・設定方法をご紹介、いかがでしたでしょうか。
タグはその動画がどういったものかを表すのに便利な機能です。その動画のジャンルや自身のチャンネルに紐付けたタグを登録することで、関連するジャンル・自分の動画の関連動画に表示されやすくなるので多くのユーザーに自分の動画が見てもらえるようになります。ぜひ活用してみてください。