Androidのメモ帳
学生や社会人なら、メモ帳を携帯しておいて必要な時にメモを取る習慣をつけている人も多いと思います。
現代においてはスマホにメモ帳のアプリが多数存在しており、メモ帳アプリでメモを取ることが増えてきていますね。
メモ帳アプリは文字のメモだけではなく音声や画像をメモすることも可能で、またリマインダー機能やチェックリスト機能を備えているものもあるため、「せっかくメモしたのに、確認せずに忘れてしまった」というありがちなケースを防げるのが便利です。
他にも、スマホだけではなくパソコンなどにもデータを同期することのできるアプリも存在するため、単なるメモ帳以上に色々なことができるようになっています。
Androidに標準搭載されているメモ帳は?
Androidスマホにデフォルトで搭載されているメモ帳は、機種によって異なります。キャリア製のものでも搭載していないこともあり、例えばXperiaでは機種によって搭載している場合としていない場合がありました。
こちらはASUS製「Zenfone」シリーズに搭載されているデフォルトのメモ帳「クイックメモ」です。
このメモ帳の面白いところは手書き入力機能を備えているところで、画面下部のタッチパネルに文字を入力するとそのままメモ帳に手書きの文字が反映されます。
手書きじゃなくてキーボードで入力したいという場合は、画面左上にあるキーボードのボタンをタップすればキーボード入力へと変わります。
手書き入力で入力した文字と、キーボードで入力した文字は共存させることが可能なので「手書き入力で走り書きした文字を、後でキーボード入力で清書する」といったことも可能です。
また、ホーム画面にピン止めすることが可能となっていて、付箋の形でホーム画面へと貼り付けることができます。
付箋をタップすれば、またメモの入力画面へと戻ります。
メモとしての機能は問題なく備えていますが、リマインダーなどの便利な機能を備えていないのでかゆい所に手が届かない感じがありますね。
使い勝手の面ではちょっと微妙といった感じで、手書き入力が行えるのは魅力的ですが、入力感覚が短いためちょっとでも入力に戸惑うと書いている途中の文字のまま入力されてしまうのはあまり良いとは思えませんでした。また入力範囲の広さのせいで、メモ帳の範囲が狭く感じてしまいます。
おすすめのメモ帳アプリ
デフォルトのメモ帳アプリじゃ物足りない!という方向けに、おすすめのメモ帳アプリをご紹介していきます。
ColorNote カラーノート
カラーノートはテキストノートとチェックリストの2つがメインのメモ帳です。テキストノートは普通のメモ帳と同様にメモを書いておくことができ、チェックリストはToDo・お買い物をする時のショッピングリストとして活用できます。
カラーノートというタイトル通り、色分けすることでメモをわかりやすく整理できるのがメリットです。
また、ウィジェットでホーム画面にノートを付箋として貼り付けることができ、リマインダー機能を備えているのでアラートでお知らせも行ってくれます。
メモ帳としての機能はこれ1つで十分と言えるくらい便利なおすすめのメモ帳アプリです。
使い方も簡単で、画面上部の+ボタンをタップしてメモ帳の種類を選び記入するだけのシンプルな作りです。保存したメモ帳は、画像のように色分けされているのでパッと見て分かりやすいのが良いですね。
メモの保存先は端末のストレージですが、スマホとタブレットで同期させることも可能です。
チェックリストはこのように項目を複数作成することができ、本文をタップすると線が引かれるのでチェック・ToDoリストとして使いやすいです。
Evernote
ビジネスマンのよく使うメモ帳といえば「Evernote」です。
作成したデータは端末内のほかにもクラウド上に保存されるので、スマホ・タブレット・パソコンのどの端末でもデータを同期することができるため、どのようなシーンでも活用できるのが便利です。
メモだけでなく写真・音声・動画などのデータやPDFなどのビジネスファイル、更にはWebページなどの情報を保存することが可能です。スマホのカメラを使って紙媒体の文章や名刺などもデジタルデータで保存したり、領収書などの整理にも便利です。
多機能ではありますが見た目はシンプルなので、必要な情報も探しやすくなっています。
保存したメモなどの情報はリマインダー機能でお知らせさせることもできますし、他のユーザーと共有することも可能なのでビジネスにもプライベートにも役立ちます。
Google Keep - メモとリスト -
Google KeepもEvernote同様にアカウント一つでスマホ・タブレット・パソコンなど複数の端末でデータを共有できる便利なアプリです。
Evernoteほど高機能ではありませんが、Androidスマホユーザーなら誰でも使っているGoogleアカウントで管理できるので、Androidユーザーならこちらのほうがおすすめといえます。
アプリを起動して画面下部の「メモを入力」をタップすることでメモを入力することができます。
メモはリアルタイムで保存されるので、書いている途中でエラーが起きたり間違ってアプリを閉じてしまっても安心です。
作成したメモは画像のような形でリスト化されます。ブロックアイコンでデカデカと文字が書かれているため、視覚的に分かりやすいですね。
Google Keepでやれることはメモ帳・リスト・音声・画像ファイルのメモとリマインダーで、前述の通りEvernoteよりは機能が少ないです。
ですがGoogleアカウントでの一括管理やGoogleのサービスを利用してシェアすることが出来るのが強みとなっています。
まとめ
Androidのメモ帳の使い方は?おすすめのメモ帳アプリをご紹介!いかがでしたでしょうか?
メモ帳アプリは実物のメモ帳の代わりとして使えるだけではなく、リマインダーやToDoリストなどの便利な機能を備えていたり、複数の端末でデータを共有できたりと非常に便利なアプリです。メモ帳アプリに興味を持ったら、記事内で紹介したアプリに触れてみることをおすすめします!