rarファイルの圧縮に「WinRAR for Mac」を使う
みなさんはWinRARをご存知でしょうか?
Windowsのzipやrar形式のファイルに対応したアーカイバです。その初リリースが1995年と歴史のあるソフトです。WinRARにはソフト版とコンソール版の2種類が存在しています。
MacについてもWinRAR for Macがあり、今回はWinRAR for Macのコンソール版(ターミナルからコマンドで利用)のダウンロードから使い方までをご紹介していきます。
WinRAR for Macのダウンロード
WinRAR for Macは以下のサイトからダウンロードする事が出来ます。ライセンスはFreeware(無料で提供されているソフト)です。
ダウンロードしたフォルダの中にある「rar」というファイルがプログラムファイルで、これを使ってファイルの圧縮をしていきます。
次に使い方のご紹介です。
WinRAR for Macの使い方
それではWinRAR for Macコンソール版の使い方をご紹介していきます。
rarファイルに圧縮
ではrar形式の圧縮ファイルを作成していきましょう。まずはWinRAR for Macを使うにあたり、コマンドラインで利用していく形になります。
準備
圧縮
ではWinRAR for Macで圧縮するにあたり、ターミナルを起動しましょう。
$ cd {ドラッグ&ドロップで入力されたパス}
無事に目的のフォルダに移動したら、次にrarコマンドで画像1枚を圧縮ファイルにまとめます。以下のようにします。
※WinRAR for Macをダウンロードして、解凍した場合の解説です(Downloadsフォルダにある場合)。もし解凍する場所が違う場合はパスをあわせましょう。
$ ~/Downloads/rar/rar a {ドラッグ&ドロップで入力されたパス}/{圧縮ファイル名}
圧縮ファイル名は適当に「test」などでokです。
rarファイルに移動
ファイルやフォルダを作成したrarファイルに移動するにはrarコマンドの「m」のオプションを利用します。
(追加するファイルはrarファイルに追加すると削除されますので、注意)
$ ~/Downloads/rar/rar m {すでにあるrarファイルのパス} {追加したいファイルのパス}
その他のオプション
rarコマンドを使ってrarファイルに圧縮、移動を見てきましたが、WinRARには様々なオプションがあります。その使い方はコマンドのhelpにありますので(日本語ではないですが)、ぜひ使う際に参考にしましょう。
helpの呼び出しは下記のコマンドで可能です。
$ ~/Downloads/rar/rar -?