【iPhone】iOSをダウングレードしたい!旧バージョンに戻す方法を紹介!

【iPhone】iOSをダウングレードしたい!旧バージョンに戻す方法を紹介!

iPhoneでiOSをアップデートしたものの旧バージョンにダウングレードさせたいと思ってしまうことがあります。iOSのダウングレードは実は脱獄をせずとも行うことができるので、どうしてもアップデートを戻したいと思った時は迷わずダウングレードさせてしまいましょう。


目次[非表示]

  1. iOSをダウングレードする際の注意点
  2. iOSをダウングレードする手順
  3. まとめ

iOSをダウングレードする際の注意点

iOSを最新バージョンにすることでセキュリティ強化、新しい機能の追加、エラーや不具合の修正などメリットがたくさんあります。しかし一方最新バージョンにしたことで、不具合が発生するケースもあります。

iPhoneに不具合があると仕事などに支障が出るので旧バージョンに戻したい・・・と思いますが、ダウングレードをするには脱獄しなくちゃいけないんじゃないの?と不安に感じるユーザーの方もいらっしゃると思います。

脱獄するとAppleのサポートなどが受けることができない、iPhoneに不具合がでる可能性があるなど様々なデメリットがあり、あまりやりたくないというユーザーの方も。

実は脱獄しなくてもダウングレードする方法があります。

今回は脱獄することなく旧バージョンに戻す方法を解説します。

まずはiOSをダウングレードする際、いくつか注意点がありますので、下記で注意点について詳しく解説します。

1.ダウングレードできるiOSは決まっている

例えば最新のiOS 13.1.3からiOS 13.1.2にダウングレードさせることは可能ですが、それより古いバージョンにダウングレードさせることはできません。目安として2週間後ぐらいにはiOS 13.1.2もダウングレードできなくなります。

理由は古いファームウェアの署名(SHSH)が切れてしまうからです。署名なしになると解決策がありません。

署名なしの古いiOSでもiOSのファームウェアダウンロードページからダウンロードはできます。しかしインストールで失敗しするので意味がありません。

2.パソコンが必要

iPhoneやiPadのバージョンを最新バージョンに更新する時はパソコンはいりませんが、ダウングレードする時には最新のiTunesインストールしているパソコンが必要になります。またパソコンに繋ぐUSBケーブルと安定したインターネット環境も必要です。

3.時間が必要

ダウングレードする時は復元もする必要があるので、落ち着いて作業するために1時間ぐらいは時間がある時に落ち着いて作業してください。

4.データのバックアップを取っておく

ダウングレードした後、バックアップから復元する必要があります。必ず最新のデータを復元できるように作業前にバックアップを必ずとってください。

iOSをダウングレードする手順

それではiOSをダウングレードする手順を解説します。

1.バックアップをとり、「iPhoneを探す」をオフにする

まず初めにダウングレードするとデータが消えるので、後から復元ができるようにバックアップをとっておきます。またアクティベーションロックを回避するために「iPhoneを探す」をオフにしてください。

上手く出来なかった場合は、強制初期化の可能性があります。どんなトラブルが起こるか分からないので、バックアップと「iPhoneを探す」をオフにしておいてください。

2.旧バージョンをダウンロードする

次に旧バージョンをダウンロードします。旧バージョンはiOSのファームウェアダウンロードページからダウンロードします。下記のリンクからiOSのファームウェアダウンロードページを開いてください。

iOSのファームウェアダウンロードページ
OSのファームウェアダウンロードページからダウングレードしたい端末をクリック
iOSのファームウェアダウンロードページが開いたら、ダウングレードしたい端末をクリックします。今回はiPhoneなのでiPhoneをクリックします。
iPhoneのシリーズをクリック
iPhoneのどのシリーズか選択する画面が開くので、自分のiPhoneのシリーズをクリックしてください。
ダウングレードできるバージョンの表示
「Signed IPSWs」と書かれている下にある緑色のiOSのバージョンがダウングレードできるバージョンです。

ダウングレードできるバージョンをクリックし、ダウンロードしてください。このダウンロードにも時間がかかるケースがあります。私のパソコンでは約13分かかりました。時間に余裕を持ってダウンロードしてください。

 

「Unsigned IPSWs」と書かれている下にある赤色のiOSのバージョンは対応していないiOSのバージョンになります。ダウンロードはできますが、インストールはできませんので注意してください。

3.iTunesでダウングレードする

次はiTunesでダウングレードをしていきます。まずはiTunesを最新版にし、USBケーブルでiPhoneとパソコンを繋いでください。

iTunes左上のiPhoneのアイコンをクリック
パソコンとiPhoneを繋ぐと左上にiPhoneのアイコンが表示されるので、そこをクリックします。
Windowsの場合は「shift」,Macの場合は「option」を押しながら「更新プログラムの確認」をクリック

「概要」が開くので、Windowsの場合は「shift」を押しながらMacの場合は「option」を押しながら「更新プログラムの確認」をクリックしてください。

旧バージョンを選択
するとどのファイルを選択するか選択画面が開くので、先ほどダウンロードした旧バージョンを選択します。
「アップデート」をクリック
「iPhoneはiOS○○ソフトウェアにアップデートされます。アップデートはAppleにより検証されます。」というメッセージが表示されるので「アップデート」をクリックします。

しばらくするとダウンロードが開始されます。ダウンロードが終わるまで少々時間はかかりますが、待っていてください。ダウンロードが終わればiPhoneやiPadが再起動され、バージョンがダウングレードされています。

 

iTunesにはアクティベート画面が表示されるので、Apple IDとパスワードを入力してください。

すると「新しいiPhoneにへようこそ」という画面が表示されるので「このバックアップから復元」でバックアップしたいデータを選び「続ける」をクリックしてください。あとは復元されるのを待つだけです。

これでダウングレードのすべての工程が終わりました。

4.アップデートを戻す場合

ダウングレードしたけどやっぱり元の最新バージョンに戻したい・・・という時もあります。元に戻すのは簡単です。通常するようにiOSをアップデートするだけです。

iPhoneの場合はiPhoneの「設定」を開き「一般」をタップします。「一般」が開いたら「ソフトウェア・アップデート」をタップしてください。これで元の最新バージョンに戻ります。

まとめ

iOSをダウングレードしたい!旧バージョンに戻す方法を紹介しました。脱獄しなくてもダウングレードできるので、覚えていて欲しいやり方です。

 

最新のiOSに不具合があった場合はぜひ試してみてください。ただダウングレードするには1時間ぐらい時間がかかるので、仕事や学校から帰ったらダウングレードしようと思うユーザーの方もいらっしゃると思います。

もしかしたら仕事や学校が終わるまでにiOSの不具合を修正したバージョンが更新されているかも知れないので、ダウングレードする前にiOSが最新バージョンになっているか確認してください。


関連記事