OneTabとは?
OneTabとは、現在開いているタブをリスト化して最小化し、使用メモリを最小限に抑えることができるChrome拡張機能です。
Google Chromeは非常に扱いやすいブラウザではありますが、メモリ使用量が非常に多いためスペックの良いパソコンでもメモリが不足して重くなってしまうことが少なくありません。
特にタブを同時に20~30も開くヘビーユーザーの方だと悩まされやすい問題なのですが、この問題を解決できるのがOneTabです。
OneTabを使えば使用メモリを何GBも減らすことが出来るため、タブをたくさん開いたままにする方との相性が良い拡張機能のひとつでしょう。
日本語にも対応しているので、ブラウザ初心者でもすぐに使いこなせるようになるはずです。
Chrome拡張機能の「OneTab」のインストール方法
早速、OneTabをGoogle Chromeにインストールしていきましょう。
OneTabは以下のchromeウェブストアの拡張機能ページからインストールできます。
特に設定の必要ありませんので、アイコンが追加されたことを確認できたらインストール完了です。
Chrome拡張機能の「OneTab」の使い方の基本
まずはOneTabの基本的な使い方を見ていきましょう。
開いているタブをリスト化する
開いているタブをリスト化して使用メモリを削減したい場合はOneTabアイコンをクリックします。
リスト化されたタブのリンクをクリックすることで開き直すことができます。
クリックしたページはリストから削除されるため、無駄に多く開き直ってしまう心配もありません。
リスト化したタブをまとめて開く
[全てを復元する]をクリックすることで、グループ化されたタブをすべて開くことができ、たくさんのタブを同時に開きたいときでもサクッと開けるようになります。
リスト化したタブを削除する
OneTabで開きすぎたタブをリスト化してメモリ使用量削減したはいいものの、その後開き直すことのないタブは削除してしまいましょう。
基本的には、
- タブをリスト化してまとめる方法
- タブを開き直す方法
- 不要なタブを削除する方法
Chrome拡張機能の「OneTab」の使い方の応用
OneTabの使い方は先ほど紹介したように「リスト化・開く・削除」の3つを覚えておけば十分ですが、OneTabではもっと他の事も行えます。
現在のページだけOneTabで最小化する
OneTabアイコンをクリックすると今現在開いているタブ全てがまとめて最小化されてしまいますが、今現在見ているページだけOneTabで最小化することが可能です。
反対に、今見ているページ以外をOneTabで最小化することも可能です。
タブを開き直してもリストから削除されないようにする
OneTabは一度リスト化したタブを開き直すと自動的にリストから削除されます。
ですが、タブのリストをロックすることによってリスト内のページリンクをクリックしても削除されないようにできます。
ロックすると鍵アイコンが付いてリンクが削除されなくなります。
ロックするだけでなく、タブグループに名前をつけることも可能です。
作業用・ゲーム用・動画視聴のように複数に分けて管理できるのもOneTabの魅力のひとつでしょう。
ピン留めされたページもOneTabで最小化させる
OneTabはピン留めして固定しているページはリスト化されずそのままになります、
ですが、ピン留めして固定したページもOneTabでまとめて最小化したい場合はオプションを変更します。
ここにある項目を「ピン留めされたタブをOneTabへ送信する事を許可する」に切り替えてください。
ここの設定を切り替えることでピン留めしたタブもOneTabで最小化される対象になります。
ブラウザ初回起動時にOneTabを開かないようにする
OneTabをインストールして有効化している場合、ブラウザの初回起動時は必ずOneTabのページが開かれる設定になっています。
最初に開かれるページはOneTabインストール前のままがいいという方はオプションを切り替えましょう。
いきなりOneTabが開かれるのは鬱陶しいと思う方は変更しておきましょう。
OneTabでタブをまとめて開く際、新しいウィンドウで開かれないようにする
OneTabでまとめて最小化したタブを一気に開く場合、今現在表示しているウィンドウではなく、新しいウィンドウで開かれます。
OneTabでタブを復元するためにブラウザウィンドウが増えてしまって困るという場合はオプションを変更しましょう。
この設定を切り替えることで勝手に新しいウィンドウでタブが開かれなくなります。
タブリストのページを共有する
OneTabでリスト化したページをWebページとして出力し、ほかのユーザーと共有する事ができます。
あとはそのページのURLを共有するだけで他のユーザーとリンクを共有できます。この方法ならスマホとも共有できるほか、QRコードをコードも発行されるので、アクセスしやすいでしょう。
バックアップの作成・復元方法
OneTabでリスト化したタブはバックアップして保存しておくことができます。
バックアップの保存場所はどこでも構いません。無くさなければ大丈夫です。
他の端末とOneTabを同期したい場合は作成したバックアップファイルを利用するようにしましょう。
まとめ
今回はブラウザ作業の効率化・メモリ使用量の削減ができる拡張機能「OneTab」について紹介しました。
タブをグループ化することによってリンクの管理ができるようになるため、メモリ使用量削減効果以上のメリットを得られるでしょう。
タブグループの色分け機能こそありませんが、グループごとに名前をつければ管理がしやすくなるので、タブをたくさん開いて使っている方は使いこなしみてくださいね。