ZoomとSkypeはどう違う?サービスの違いやメリットを徹底比較!

ZoomとSkypeはどう違う?サービスの違いやメリットを徹底比較!

Web会議ツールとして近年人気なZoomと、古くから使われているSkypeがどう違うのかについて気になっているユーザーも多いかと思います。この記事では、ZoomとSkypeはどう違うのかの説明やサービスの違いやメリットを徹底比較してご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Zoomとは?
  2. SkypeとZoomの違い
  3. SkypeとZoomを項目別に比較
  4. まとめ

Zoomとは?

在宅勤務・リモートワークにて幅広く使われているアプリケーション「Zoom」をご存知でしょうか?Zoomとは、テレビ・Web会議ツールです。パソコン・スマホ・タブレットといったデバイスから会議に参加することが可能で、どこでもビデオ会議をすることが可能です。また、Windows・Mac・Android・iOSのどれでも使用可能であるため導入しやすさが嬉しいですね。世界的なシェアがあり、日本でもリモートワーク普及の流れによりZoomを導入する企業が増えています。

とはいえ、Zoomはスカイプの代わり・代替アプリケーションとなりえるのか、また評判はどうなのか気になるユーザーもいらっしゃるかと思います。そこで、この記事ではZoomとSkypeはどう違うのか、サービスの違いやメリットを徹底比較していきます。

SkypeとZoomの違い

オンライン会議に使用するアプリケーションとしては、Skypeもありますね。Skypeは古くから使われているアプリケーションで、認知度は高いでしょう。SkypeとZoomはどちらもオンライン会議に使用できるツールであるためさほど変わらないのでは?と思うユーザーも少なくないと思います。そこで、SkypeとZoomの違いについて説明します。

Skypeの特徴

まず、Skypeはユーザーアカウントを作成する必要があります。そのためオンライン会議に参加する全ユーザーがSkypeのアカウントを作成しなければいけません。また、オンライン会議を開く上で参加する全ユーザーのアカウントを把握している必要があります。そのため、アカウント管理が面倒というデメリットがあります。

そしてネックとなっている点ですが、グループ通話の人数は最大25名までです。小規模のグループであれば気になりませんが、中~大規模のグループの場合は管理できなくなってしまいます。画面共有を行うことができるのはパソコン同士のみとなっている点も気になりますね。スマホやタブレットなどのデバイスでは画面共有が行えません。

またユーザーの環境によってネックとなりえるのが、データ通信量です。Skypeでビデオ通話を行った際のデータ通信量は、1分で約40MBほどになります。1時間もビデオ通話を行えば、2GBを超えてしまうでしょう。

Zoomの特徴

一方のZoomですが、オンライン会議に参加するのにアカウントは必要ありません。オンライン会議の主催者がオンライン会議への参加用URLを発行するので、URLにアクセスすればオンライン会議に参加することができます。

その性質上、全ユーザーのアカウントを把握する必要はありません。チャットツールなどを用いてURLを貼り付けるだけでいいのです。Zoomでのグループ通話は無料版でも100名まで参加することが可能(40分制限あり)・有料のPro版なら時間制限撤廃・ビジネス版なら300名・企業版なら1000名も参加可能という大規模オンライン会議が可能となっています。

画面共有はパソコン・スマホ・タブレットなどデバイスを問わず行うことができるため、ユーザーによって画面共有が行えないという心配がない点がありがたいですね。そして画面共有ではホワイトボード機能を利用することができます。ホワイトボードは名前の通り、通常の会議でも用いるあのホワイトボードのことを指します。ホワイトボードに書き込みなどを行えば文字やデザインを知らせることができるので、音声だけでは分からないというケースでは積極的に活用したいですね。

そしてデータ通信量ですが、Zoomのビデオ通話におけるデータ通信量は1分で約5MBほどとSkypeよりもはるかに抑えられています。1時間ビデオ通話を行ったとしても300MB程度しかないので、ネット回線やデータ通信量を圧迫することがない点がメリットとなります。

SkypeとZoomを項目別に比較

会議に参加するための条件

Skypeでは会議に参加するユーザー全員がSkypeのアカウントを用意する必要がありますが、Zoomではアカウントを作成する必要があるのは主催者だけです。

クライアント

Skypeでは事前にデバイスにクライアントをインストールする必要があります。一方Zoomではミーティングの招待をから参加する時にクライアントがすぐにインストールされるほか、ブラウザからオンライン会議に参加することも可能です。

会議の行いやすさ

Skypeでオンライン会議を行う場合、オンライン会議用グループを作成するために主催者が会議を行うメンバー全員のアカウントを把握しておくことが必要となります。厳密にはアカウント不明なユーザーを他の参加者が追加することも可能ですが、二度手間になってしまいます。Zoomではオンライン会議を行う際に招待用のURLを発行するだけでいいので、Slackなどチャットツールに貼り付けることで招待できるので、オンライン会議用グループを作成したりメンバー全員のアカウントを把握する必要がないと、管理の面で非常に楽になります。

ビデオ通話の参加人数

Skypeでのビデオ通話の参加人数は25人までとなっています。Zoomでは無料版の時点で100名の参加が可能ですが、40分までの制限がかけられています。この制限についてはPro版(月額:2000円)によって24時間まで制限を伸ばすことが可能になります。またビジネス版(月額:2700円・ホスト数最低10名)であれば300名も参加させることが可能で、企業版(月額:2700円・ホスト数最低50名)になるとなんと1000名もビデオ通話に参加させることができてしまいます。

画面共有

Skypeでの画面共有は、パソコンでしか行うことができません。スマホやタブレットでは画面共有に参加することができません。Zoomではデバイスを問わず画面共有に参加することが可能となっています。また、Zoomではホワイトボード機能を使うことで実物のホワイトボードを使うようにグラフィカルに書き込みを行うことができます。

ビデオ通話で使用するデータ量

Skypeのビデオ通話で使用するデータ量は1分で約40MBで、Zoomでは1分で約5MBとなっており、圧倒的にZoomのほうが軽いです。

録音・録画

Skypeには通話の録音・録画機能は搭載されていないため、通話を録音・録画するには録音ソフトを導入する必要があります。Zoomには録音・録画機能が搭載されており、パソコンかクラウドストレージ上にファイルを保存することができます。

まとめ

ZoomとSkypeの違いについて、いかがでしたでしょうか。

 

在宅勤務・リモートワークの普及によって使用されるようになってきたWeb会議ツールですが、近年台頭してきたZoomと昔から使用されているSkypeの違いについて気になるという方は少なくないと思います。本文で説明している通り、ビジネス面の用途としてはZoomが主催者側の管理が簡単・クライアントなしでも利用できる・様々な機能が搭載されている・通話に参加できる人数が多い・通話に使用するデータ量が少ないといったメリットの多さが目立ちます。

 

これからZoomを導入しようと考えているユーザーの方々は、ぜひ参考にしてみてくださいね。


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