Input Directorとは?
Input Director(インプットディレクター)とは、複数のPCでキーボードやマウス操作を共有することができるフリーソフトです。
人によってはパソコンを2台持ちしていて同時に起動することもあるでしょう。ですが、Input Directorを導入することで、一つのキーボードで両方のパソコンを操作でき、マウスカーソルも2つのPCを自由に行き来して操作できるようになります。
クリップボードにコピーしたテキストなどもWindows10間で共有することができるため、デュアルモニターPCのように使うことができます。
Input Directorのインストール
Input Directorは公式サイトのダウンロードページからダウンロードできます。
ダウンロードした ZIP ファイルを解凍し、インストーラーを起動します。
[Close]ボタンをクリックするとメッセージが表示されますが、これはインストールを終了したと同時にInput Directorを起動するかどうか聞いているだけです。すぐに起動したいときは[はい]を押しましょう。
Input Directorの日本語化
Input Directorの言語設定は英語になっています。
英語だと使いづらいので日本語化したいという方もいるかも知れませんが、残念ながら最新のInput Directorは日本語化パッチがリリースされておらず、日本語化することができません。
Input Directorがメジャーアップデートされてバージョン2.xになってから一度も日本語化パッチがリリースされていないので、残念ながら英語表記のまま使うしかありません。
最初は大変ですが使い方さえ覚えれば簡単ですので、この記事を参考に使い方を覚えてください。
Input Directorの使い方
続いてはInput Directorの使い方を見ていきましょう。
共有設定方法
Input Directorを使うにあたって両方のパソコンにInput Directorをインストールし、なおかつ同じネットワークに接続している状態にしておいてください。
同じネットワーク内にInput Directorを起動している他のパソコンがあれば、ホストPCのInput Directorで表示されたHostnameが表示されたはずです。
[はい]を選択するとホストPCに接続されているPCで使用しているキーボードやマウスを共有する事ができます。
この状態でモニターの画面端にマウスカーソルを持っていくと別PCにまたぐことができるようになり、マウスマクロを作成したり、USBなどで接続を切り替えることなく一つのキーボードで2台のパソコンを動かせるようになります。
共有設定を解除する方法
これで共有状態が解除されます。