Chromeのトラッキング拒否とは?
ブラウザ・Google Chromeには「トラッキング拒否」機能が搭載されています。トラッキングとは、英語で「追跡・追従」といった意味を持っており、ユーザーのWebサイトのアクセス履歴を参考にして対象ユーザーの興味を引けるような広告を表示する「行動ターゲッティング広告」などに使用されています。
しかし、Webサイトの閲覧履歴を参照するため特に興味もないのにアクセスしてしまった商品のページを参考にして広告を表示する・センシティブな広告が表示されてしまうといったトラブルがあります。また、ユーザーによっては勝手にトラッキングされてしまうという行為が嫌だという方も少なくないと思います。そこでトラッキング拒否機能を使用して、トラッキングされないようにすることが可能ですよ。この記事では、Google Chromeのトラッキング拒否機能の設定方法をご紹介していきます。
トラッキング拒否機能についての注意点
トラッキング拒否機能は、あくまでトラッキングを防止するのではなくWebサイト側に「ユーザーがトラッキングを拒否している」という情報を送る機能です。そのため完璧にトラッキングを拒否することはできず、GoogleやTwitter・Facebookなど大企業のWebサービスではトラッキング拒否機能を有効にしていてもトラッキングが行われてしまいます。また、Webサイトのアプリケーションやサービスを利用する際にトラッキング拒否を設定している場合にアプリケーション・サービスが正常に動作しなくなることもあるので注意しましょう。