コマンドプロンプトで計算を行いたい
Windowsのコマンドプロンプトではコマンドを入力して様々な操作を行うことができますが、このコマンドプロンプトで四則演算などの簡単な計算が行えることをご存知でしょうか?
コマンドプロンプトの使用中に計算が行いたくなった場合に、電卓アプリなどを開かずにコマンドプロンプト上で直接計算を行ってみましょう。この記事では、コマンドプロンプトで計算を行う方法をご紹介していきます。
コマンドプロンプトで計算を行う方法
計算を行うためのコマンド
足し算
足し算は「set /a 1+1」「set /a 10 + 10」のように入力してEnterキーを押すことで結果が表示されます。
引き算
引き算は「set /a 100-90」「set /a 100 - 80」のように入力してEnterキーを押せば結果が反映されます。
掛け算
掛け算は「set /a 10*10」「set /a 100 * 100」のように入力してEnterキーを押せば結果が反映されます。
割り算
割り算は「set /a 100/10」「set /a 100 / 10」のように入力することで結果が反映されます。記号のスラッシュを用いているので半角スペースを空けて大丈夫なのか疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、問題なく結果が反映されます。
四則演算
足し算・引き算・掛け算・割り算はもちろん組み合わせて計算を行うことも可能ですよ。「set /a 10+20*30/40」のように、複数の組み合わせを行うことが可能となっています。またカッコ()を使用しての計算にも対応しているので、「set /a 100*(20-10)」といった計算も行うことができますよ。
小数点が絡んでくる場合
「set /a」は変数に格納が可能なため、基本的にコマンドプロンプトではset /aを使用することが多くなります。しかしSETコマンドでは小数点を取り扱わないため計算もできなくなるわけですね。なのであくまで計算のみで小数点を取り扱う場合は「Powershell」コマンドを使用しましょう。