Twitterのエンゲージメントとは
Twitterやfacebookなど、最近のSNSではエンゲージメントという単語をよく目にするようになりました。
エンゲージメントは英語でengagementと書き、予約・約束などの意味を持っています。
マーケディングの場においては、企業と顧客の結びつきなどの意味で、企業と消費者の関係性を示す用語として使われてきた単語です。
Twitterにおいてのエンゲージメントの意味は、「つぶやきを見たユーザーがそのつぶやきに対して何かしらのアクションを起こしたか」になります。
アクションの内訳は、リプライ・いいね・リツイート・メディアをクリック・リンクのクリック・詳細のクリック・ユーザープロフィールのクリックなどで、これらのアクションが行われると投稿のエンゲージメント総数が増えます。
つまりエンゲージメントとは、どれくらいのユーザーがそのつぶやきに対して興味を持ったのか分かる指標になるわけです。
投稿のエンゲージメント総数が多いほど、自分のつぶやきに愛着を持ってくれているユーザーがどれだけいるのか分かるという便利な機能となっています。
ではどういった時にエンゲージメントを調べるのか例を挙げます。
例えばこのツイートは筆者が写真を撮ってアップした時のエンゲージメントを調べたものですが、インプレッションが227に対して投稿のエンゲージメント総数が41と、少しではありますが反応を得られていることが分かります。
エンゲージメント総数をインプレッションで割ることでエンゲージメント率が分かるのですが、このツイートのエンゲージメント率を計算したみたところ約18%でした。 そんなに大きな数ではないものの、興味を持ってくれているユーザーがいることが分かり嬉しくなりますよね!
Twitterのエンゲージメントの見方
それではTwitterのエンゲージメントの見方をご紹介していきます。
Twitter上でエンゲージメントを知りたい時は、エンゲージメントを知りたいつぶやきの下部にあるボタンの一番右側の「ツイートアクティビティを表示」をクリックしましょう。
ツイートアクティビティが開き、投稿のエンゲージメントが分かるようになります。
・インプレッションは「ユーザーがTwitterでこのツイートを見た回数」
・エンゲージメント総数は「ユーザーがこのツイートに反応した回数」
・メディアのエンゲージメントは「ツイートに張られた写真やビデオのクリック数」
・リンクのクリック数は「ツイートに張られたリンクをクリックした回数」
・いいね・リツイート・返信は「ユーザーが各アクションを行った回数」
・プロフィールのクリック数は「名前・@ユーザー名・プロフィール画像をクリックした回数」
になります。
一つ一つのツイートごとにこれらの情報が記録されているので、どういったツイートが多く投稿のエンゲージメントを稼いでいるのかなど調べてみるのも面白いかもしれません。
更に詳細なエンゲージメントが知りたい場合はホーム右上にあるプロフィールアイコンをクリックし、メニューの「アナリティクス」をクリックします。
アナリティクスが表示され、直近でのツイートの反応が見れるようになります。画面下部の「全てのツイートアクティビティを表示」をクリックしましょう。
自身の過去28日間のツイートアクティビティを見られるようになります。画面上部にはグラフが配置されており、上の青いグラフがその日の合計インプレッション数、下の灰色のグラフがツイート数です。
画面下部には直近のツイートのインプレッション・エンゲージメント・エンゲージメント率が表示されています。
左上のメニューを「トップツイート」にすることで28日間の中で多くインプレッションを稼いだ順にツイートが表示され、「ツイートと返信」をクリックすることでリプライを含めたツイートの情報を知ることができます。
画面の右側では、28日間のエンゲージメント総数がグラフで表示されています。上から順にエンゲージメント率・リンクのクリック数・リツイート・いいね・返信となっています。
以上が簡単なTwitterでのエンゲージメントの見方の説明になります。更に詳しく知りたい方は以下のリンクの記事を参考にしてみてください。
Twitter以外のSNSでもエンゲージメントは存在する?
エンゲージメントはTwitter以外のSNSでも重要視されており、facebook・Instagram・LINE・YouTubeなどのSNSでもユーザー情報として知ることができるようになっています。
Twitter・facebook・Instagramのエンゲージメントはいいね・フォローなど同じ項目が多く似通っている印象ですが、YouTubeではチャンネル登録や再生リストに追加されてもエンゲージが発生したりと、それぞれSNSごとにユニークなエンゲージメント項目があります。
まとめ
Twitterのエンゲージメントについての説明、いかがでしたでしょうか。
簡単に言うと「自分のツイートがどれだけ他の人に興味を持たれたのか」ということですが、しっかりと数字に表れるためどういうツイートが興味を持たれるのか分かりやすい、面白い機能です。 また、企業やビジネスにSNSを活用している人には特に重要なこのエンゲージメント。
広告としてTwitter・facebookを使って様々な情報を発信する際に、消費者側のアプローチがエンゲージメントとして現れるのでマーケディングの指針となります。
エンゲージメントはワンクリックで見ることが可能なので、特に反響を気にしない人でも機が向いたときにチラッと見てみるといいかもしれませんね。