コマンドプロンプトを使ってファイルの比較を行いたい
コマンドプロンプトを使ってファイルの比較を行う方法
コマンドプロンプトが起動するので、「FC」コマンドを使用してファイルの比較を行います。FCコマンドの書式は「FC [/A] [/C] [/L] [/LBn] [/N] [/OFF[LINE]] [/T] [/U] [/W] [/nnnn]
[ドライブ1:][パス1]ファイル1 [ドライブ2:][パス2]ファイル2」となっています。オプションを省いたら「FC ファイル1 ファイル2」となります。
上記の例では「txt1.txt」ファイルは「4・5」、「txt2.txt」ファイルは「4・6」と表示されていますよね。それぞれ4の次の行の数値が違うため、結果として出力されているというわけです。このように、簡単にファイルの比較を行うことができますよ。
ちなみに、使用できるオプションは下記の通りとなります。
- /A:違いがある部分のごとに、先頭行と最終行のみを表示する
- /B:バイナリモードで比較を行う
- /C:アルファベットの大文字と小文字を区別しない
- /L:ファイルをASCIIテキストとして比較を行う
- /LB[num]:連続する最大相違行数を指定する
- /N:ASCIIテキストとして比較する際に、行番号を付与する
- /OFF[LINE]オフライン属性が設定されているファイルを比較対象にする
- /T:タブをスペースに変換しない
- /U:Unicodeテキストとして比較を行う
- /W:連続した空白を1つのスペース扱いで比較する
- /NNNN:不一致発見後に確認する一致すべき連続行数を指定する