コマンドプロンプトでバッチファイルの戻り値を取得する方法!

コマンドプロンプトでバッチファイルの戻り値を取得する方法!

Windowsのコマンドプロンプトで、バッチファイルの戻り値を取得したいと思ったことはありませんか?戻り値を取得して、エラーがあるかどうか確認してみましょう。この記事では、コマンドプロンプトでバッチファイルの戻り値を取得する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. コマンドプロンプトでバッチファイルの戻り値を取得したい
  2. コマンドプロンプトでバッチファイルの戻り値を取得する方法

コマンドプロンプトでバッチファイルの戻り値を取得したい

コマンドプロンプト画面
Windowsのコマンドプロンプトを使用して、実行ファイルの戻り値を取得したいと思ったことはありませんか?バッチファイルを使用して実行を行い様々なプログラムの確認を行ったりレジストリの変更を行うなどのケースで、戻り値を取得して確認したいこともありますよね。

戻り値を確認して、エラーがあるかどうか確かめてみましょう。この記事では、コマンドプロンプトでバッチファイルの戻り値を取得する方法をご紹介していきます。

コマンドプロンプトでバッチファイルの戻り値を取得する方法

それでは、コマンドプロンプトでバッチファイルの戻り値を取得する方法を説明していきます。コマンドプロンプトで実行ファイルの戻り値を取得するには、「ERRORLEVEL」コマンドで取得を行います。ERRORLEVELが「0」で返ってくれば正常・「1以上」が返ってきた場合は異常だと判定することができます。1の場合は最初の処理で異常が起きている・2ではメインの処理で異常が起きている・3では終了の処理中に異常が起きていると判定することができます。

実行ファイルで戻り値を取得する場合は、「echo %ERRORLEVEL%」とコマンドを入力して実行してみましょう。

メモ帳でバッチファイルを作成
バッチファイルで戻り値を取得するには、画像のようにコマンドを入力してファイルを保存する際に拡張子を「.bat」にして保存してバッチファイルにしましょう。コマンドの詳細は、下記の通りです。
@echo off 
pushd <実行ファイルのディレクトリ>
<実行ファイル名> 
echo 戻り値:%ERRORLEVEL% 
popd 

pause

  • @echo off:コマンドを表示しない。
  • pushd:フォルダの移動を行う。こちらはCDコマンドでも同様の操作を行うことができますが、ネットワークフォルダの場合はpushdを使用しましょう。
  • echo:戻り値をコマンドプロンプトに表示する。
  • popd:pushd実行前のフォルダに戻ります。
  • pause:一時停止する。バッチファイルは実行完了するとコマンドプロンプトが閉じてしまうので、このコマンドを使用して処理を止めてコマンドプロンプトを表示させたままにして戻り値を確認します。


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