Windows7のディスプレイの解像度がおかしい
Windows7を起動したら、モニターの画面の解像度が勝手に変わる現象に遭遇したことはありませんか?
普段よりもフォルダアイコンやデスクトップのショートカットアイコンが大きく表示され、ウィンドウも画面に収まりきらなくなるなどおかしい状態になってしまいます。
このように画面の解像度が勝手に変わると、ブラウザでインターネットをまともに見れなくなったり、メモ帳でテキストを入力することすら大変になってしまいますね。
また、PCを再起動しても解像度が戻らないことがほとんどなので、PCの故障を疑ってしまうユーザーもいると思います。今回は、画面の解像度が勝手に変わってしまった場合に解像度を強制変更して最適な解像度にする方法をご紹介していきます。
そもそも解像度って何?
解像度とは、PCのディスプレイに表示される画面・画像の画素の密度のことを指します。画素というのは、PCの画像における色情報の最小単位のことを指します。つまり、解像度が大きいほど画像が綺麗に描画され、ディスプレイに表示できるデスクトップ画面の範囲が広くなります。
解像度はどうやって決まっているの?
解像度は、PCとディスプレイの対応範囲内で最適なものが決められ、対応範囲内で解像度を変更することができます。
例えばPC側が1,920×1,080の解像度を出力できても、モニター側が対応していなければ1,920×1,080の解像度に変更することはできません。モニターが故障してしまって古いモニターを取り出したけど解像度が合わない…という場合は、大抵はこのケースに当てはまります。
おすすめしない解像度設定
次の項目から、Windows7でディスプレイの解像度を強制変更する方法をご紹介します。ご紹介する方法でモニターの解像度を上げることや下げることができるのですが、1,024×768以下の解像度に変更することはおすすめしません。
2018年現在、一般的なパソコンのモニターの解像度が1,024×768を割ることはほぼありません。1,024×768以下の解像度を選択した場合、選択した解像度より高い解像度で表示されるアプリケーションなどが起動できなくなったり、画面にウィンドウが収まりきらず操作しづらい・見づらい環境になってしまうことがほとんどなので注意しましょう。
Windows7のディスプレイの解像度を強制変更する方法
それでは、Windows7でディスプレイの解像度がおかしくなってしまい戻らない場合にディスプレイの解像度を強制変更する方法と、解像度を落とさずにアイコンやテキストのサイズを拡大する方法をご紹介します。
解像度を強制変更する方法
解像度を落とさずにアイコンやテキストのサイズを拡大する方法
他のプログラムで作業しているなどすぐにログオフできない場合は「後でログオフ」を選び、作業中のプログラムを保存して終了したらログオフし直しましょう。再度ログインすると、アイコンやテキストなどのサイズが変更されています。
記事の前半部分で「解像度を下げると画面にウィンドウが収まりきらなくなる」という説明をしましたが、こちらの設定でアイコン・テキストサイズを大きくした場合、アプリケーション内のテキストが画面に収まりきらなくなるなどの現象が発生することがあります。注意しましょう。