HKEY_CURRENT_USER・HKEY_LOCAL_MACHINEとは?
レジストリエディターでレジストリを編集する際に、「HKEY_CURRENT_USER(HKCU)」・「HKEY_LOCAL_MACHINE(HKLM)」など、それぞれ違うパス(場所)がありますよね。皆様は、これら2つのパスの違いについてご存知でしょうか?
この記事では、HKEY_CURRENT_USERとHKEY_LOCAL_MACHINEの違いを説明していきます。
HKEY_CURRENT_USERとは
HKEY_CURRENT_USERは「ユーザーがログインする時に読み込まれる設定」となります。Windowsログインするアカウントが複数存在する場合、このHKEY_CURRENT_USERの中に設定されているキーが適用されるようになっています。簡単に説明すると「個人設定」というわけですね。HKEY_CURRENT_USERは、HKCUと短縮して呼称されたり使用されます。
このHKEY_CURRENT_USERと「HKEY_USERS」の2つは混同しやすいですが、HKEY_CURRENT_USERはログオン中のユーザーのレジストリに加えてHKEY_USERS\.DEFAULTのレジストリが結合されているものと覚えましょう。
HKEY_LOCAL_MACHINEとは
HKEY_LOCAL_MACHINEは「パソコンにインストールされているハードウェア・ソフトウェアの設定情報」となります。
つまりパソコン全体の設定となっており、全ユーザーに関係のあるキーとなっています。またHKEY_LOCAL_MACHINEは、HKLMと短縮して呼称されたり使用されます。