Chromeで突然「偽のサイトにアクセスしようとしています」と表示される
警告の内容を見てみると「〇〇(サイトURL)では、悪意のあるユーザーによって、ソフトウェアのインストールや個人情報(パスワード、電話番号、クレジットカードなど)の入力といった危険な操作を行うよう誘導される可能性があります。」と書かれており、かなり危険に思えますね。
「偽のサイトにアクセスしようとしています」が表示される原因とは?
この「偽のサイトにアクセスしようとしています」という警告が表示される原因ですが、この警告自体はGoogle Chromeの機能なのでご安心ください。
Google Chromeにはフィッシング検出機能が備わっており、フィッシング詐欺サイトだと判断されているサイト・サーバーへのアクセスを行おうとするとこの警告が表示されるようになっています。
たまに、普通のユーザーが運営するサイトが安全でないサイトだと判断されてしまいこの警告が表示されてしまうことがあります。
サイトが「WordPress」で作られているものの場合、WordPressのバージョンや使われているプラグインが古い可能性があります。バージョンが古いと悪意のあるユーザーにセキュリティの脆弱性を突かれてサイトを改ざんされてしまう可能性がある・実際に改ざんされてしまいこういった警告が表示されるわけですね。
また、2018年には佐川急便のサイトが詐欺サイトと判断されてブロックされてしまったというケースがあります。
こういった警告が表示されるようになりサイトが利用できなくなってしまった場合は、サイトの運営者に連絡して対策してもらいましょう。
「偽のサイトにアクセスしようとしています」の対処法
※以下の方法で警告が表示されるサイトにアクセスすることができますが、警告が表示されるサイトである以上何が起こってもおかしくありません。自己責任で行いましょう。
ただし、Google Chromeで警告の表示されているサイトにアクセスした場合、サイト内のコンテンツが非表示になってしまうことがあります。この場合はアドレスバーのアイコンから「サイト全体を読み込む」をクリックすることでコンテンツを読み込むことができます。
Google Chromeで警告の表示されているサイトにアクセスしたい場合はこういった操作を行わなければ閲覧することができません。ですので、他のブラウザを使ってアクセスしたほうが楽にサイトの閲覧を行うことができます。
まとめ
Chromeで「偽のサイトにアクセスしようとしています」の原因と対処法をご紹介!いかがでしたでしょうか。
Google Chromeでブラウジング中に表示されることのある「偽のサイトにアクセスしようとしています」という警告画面は、Google Chromeのフィッシング検出機能によるものです。この警告画面が表示されるサイトではフィッシング詐欺やサイト改ざんによる危険性があるため、セキュリティの観点から警告が表示されるようになっています。
この警告が表示されているサイトにアクセスしたい場合、Google Chromeでは警告画面から手順を踏むことで警告を解除してアクセスすることが可能なほか、他のブラウザでは通常通りアクセスすることが可能です。ただし、警告が表示されているサイトということはセキュリティ上の危険性があるサイトということなので、アクセスは自己責任で行いましょう。