Chromeで「このサイトは安全に接続できません」となり接続エラーになる
PCやスマホなどのChromeでWEBサイトを閲覧している際に突然「このサイトは安全に接続できません」と表示され接続エラーになったご経験無いでしょうか?
- このサイトは安全に接続できません
- ○○から無効な応答が送信されました。
- ERR_SSL_PROTOCOL_ERROR
そこで今回の記事ではChromeで「このサイトは安全に接続できません」と表示され接続エラーとなる場合の対処法・解除方法について解説していきます。
Chromeで「このサイトは安全に接続できません」となり接続エラーとなる場合の解除方法
まず原因となっている可能性が高いのはサイト側で、クライアント側(PCやスマホのブラウザ)が利用しているChromeなどのブラウザでサポートされていないプロトコルを使用している場合です。
サイトのセキュリティ重要となるSSL/TLSは脆弱性が発見→改良されてきていてアップデートされ続けています。
その中で例えばSSL3.0など古いバージョンのものを使用している場合はブラウザ側でサポートしておらず、「このサイトは安全に接続できません」というような接続エラーを発生させます。
要するに「https」での接続において、SSLのバージョンが古いサイトについてはこの「このサイトは安全に接続できません」と表示されるケースがあるという事です。
調査方法
サイト側で利用されているSSLが安全なものを利用しているかどうかをテストする無料サービスがありますので、ご紹介いたします。
「このサイトは安全に接続できません」となるサイトで試してみるのもいいかと思います。
回避方法
まず今回の「このサイトは安全に接続できません」とChromeで表示される場合、ChromeでSSLの規格を厳格に見ていて、基準を満たしていない場合に表示されます。
このSSLを厳格に見ている点はChromeのバージョンが上がれば、より厳格になります。つまり過去のバージョンのChromeやFirefox・Safari・Operaなど他のブラウザについては同じサイトでもアクセスできる可能性があります。
またChromeでもChrome Canaryという開発者向けのものについては通常のChromeとは異なるのでアクセスできる場合があります。
サイト側のSSLの変更を待つ
サイト側が古いSSLの規格を利用している場合は、新しいSSLの規格にアップデートされるのを待つのもありです。
「そんないつになるか分からないので、待てないよ」と考える方も多いかと思いますが、例えば自分のクレジットカード情報や個人情報を入力させるサイトで「このサイトは安全に接続できません」と表示され、脆弱性があるとわかっている状況で大切な情報を入力するのは怖いですよね。。
重要な情報を入力する必要がないサイトであれば、問題ないとなる場合もあるかもしれませんが、入力する情報によってはサイト側のセキュリティの強化を待つのも大事な事になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Chromeで「このサイトは安全に接続できません」と表示され接続エラーとなる場合の解除方法を解説してきました。
PCやスマホでサイトにアクセスし、接続エラーとなり困っている方の少しでも助けになれれば幸いです。また今回httpsのプロトコルで接続した場合に発生する問題ですが、httpの場合は暗号化されずに通信されますので、より個人情報など重要な情報の入力は危険です。
WEBサイト全体で最新のSSL/TLSのバージョンのものが利用されていれば、ベストですが現状中々そうにはなっていないので、自分自身のリテラシーを高めて接続するサイトや安全なサイトを見極める事ができればとてもいいかと思います。
またChromeでサイトに接続できない問題として、「応答時間が長すぎます」と表示される場合についても原因と対処法について下記記事でまとめています。ぜひ参考にしてみて下さい。