Excelが「応答なし」になり固まった場合の対処法!【強制終了/保存は?】

Excelが「応答なし」になり固まった場合の対処法!【強制終了/保存は?】

Excelが突然「応答なし」になって画面が固まってしまうことがありませんか?原因は何で、対処法としては何ができるのでしょうか。さらに、今後Excelで「応答なし」と固まらないように対処法をご紹介しますので、さっそく試して解決してみてくださいね。


目次[非表示]

  1. Excelが「応答なし」になり固まった
  2. 応答して待ってもだめな場合は、Excelの強制終了
  3. Excelが「応答なし」になりフリーズする原因
  4. Excelが「応答なし」になりフリーズする場合の対処法
  5. Excelが「応答なし」で固まっても、強制終了と保存は対処できる!

Excelが「応答なし」になり固まった

Excelの操作をしている時に、突然画面が固まった状態になり、色が薄くなって何も操作をすることができなくなることがあります。

復旧を待つとしても、「応答なし」の画面が出て固まった状態ですと、仕事が進みませんし、今までのデータは消えてしまうのだろうかと心配になりますよね。
さらに、フリーズした状態は作業中だったデータが保存された状態で回復するのでしょうか。

エクセルで困るフリーズに対処し、原因も確認しておきましょう。

エクセルで作業中に突然「応答なし」の表示
エクセルで作業中に突然「応答なし」の表示が現れることがあります。何も作業ができなくなり、待つことになります。

このフリーズの反応に対処して、復旧させましょう。

応答して待ってもだめな場合は、Excelの強制終了

Excelを保存する時にフリーズした場合、まずはそのまま放置して待つことにしましょう。

自動で保存されるのが約10分間隔ですので、その時間放置するとファイルは保存される可能性があります。ですから、急いでファイルを閉じるなら、ファイルは保存されないかもしれません。

10分ほど経ってもそのままなら、データは保存されない可能性がありますが、タスクマネージャーで強制終了したほうが良いかもしれません。

タスクバーを右クリックし、タスクマネージャーの起動
タスクバーを右クリックし、タスクマネージャーの起動にします。アプリケーションタブでExcelが応答なしとなっているところをクリックします。そのまま、タスクの終了をクリックすると、強制終了できます。
自動保存されたExcelファイルは、ファイルから情報へ進み、バージョンの管理のところで表示
自動保存されたExcelファイルは、ファイルから情報へ進み、バージョンの管理のところで表示されます。

開きたいファイルを選択して復旧させましょう。

Excelが「応答なし」になりフリーズする原因

エクセルが固まって画面が止まる時、原因は幾つかあります。エクセルファイルのデータが大きくなっていること、エクセルのバージョン、設定、ウイルス対策ソフト、パソコンのスペックが原因として挙げられます。

エクセルのファイルが復旧して回復するために対策としてできることがあります。

エクセルファイルのデータが大きい

エクセルのファイルのデータの大きさは基準では500KBで、それ以上大きくなると動作が重くなったり、画面が固まってフリーズしてしまう原因となります。

Excelファイルのサイズを確認してみましょう。

エクセルのバージョンや不具合

フリーズする反応は、エクセルのバージョンが古いことが原因の場合があります。バージョンが合わないと、Excelシートが固まってしまう原因になります。

プログラムの不具合も、フリーズの原因となります。

 

 

ウイルス対策ソフト

ウイルス対策ソフトがExcelを使用するうえで、競合してしまうことがあります。ソフトが最新かどうか、重くないかが問題となります。

パソコンのスペック

パソコンのスペックが不足していると、Excelファイルが重かったり、他のソフトを使用しているため、パソコンが重くなって頻繁にExcelがフリーズするようになります。

Excelが「応答なし」になりフリーズする場合の対処法

ファイルの大きさを調整する

Excelファイルのファイルサイズが大きい場合は、ファイル、シートの数を少なめに調整すると良いかもしれません。新しいシートへデータを移行したり、削除できるデータは空白とともに消すことで対処できます。

そのようにファイルのサイズを小さく変更することが1つの対処方法です。

ファイルの情報からプロパティ
ファイルの情報からプロパティに進みます。ファイルのサイズが表示されています。500KB以上のサイズなら、大きさを調整しましょう。

Excelのバージョンと不具合

Excelのバージョンを確認し、古いようなら更新することをお勧めします。

プログラムの不具合が原因の場合は、エクセルを修復できます。
クイック修復、それでも改善しないならオンライン修復をしてみましょう。

更新する必要があるなら、バージョンの管理や、今すぐ更新というところをクリック
ファイルからアカウント、または情報を選択します。Excelのバージョン情報が表示されます。

更新する必要があるなら、バージョンの管理や、今すぐ更新というところをクリックします。
エクセルのバージョンが更新され、プログラムの不具合が解消されます。
クイック修復、またはオンライン修復を選択し、修復をクリック
Office2016では、スタートからプログラムと機能を選び、Excelを右クリックし、こちらの画面を表示させます。

クイック修復、またはオンライン修復を選択し、修復をクリックします。

Excel2010では、コントロールパネルからプログラムのアンインストール、「Microsoft Office 2010」の「変更」をクリックします。

ユーザー アカウント制御が表示されたら、続行をクリックすると、こちらの表示になります。あとは、修復を選んで続行にしましょう。

ウイルス対策ソフト

ウイルス対策ソフトが最新かどうかを確認し、更新することができます。

そちらのソフトが原因かどうかは、ウイルス対策ソフトを一時的に停止してみてから、Excelが使用できるかどうかで確かめられます。使用できるなら、ウイルス対策ソフトがExcelに作用していたことになります。

ウイルス対策ソフトを軽くする、あるいは軽いソフトに変更することで改善します。ソフトの変更時には、ウイルス対策などに気をつけてくださいね。

パソコンのスペックの場合

パソコンのスペックは2GB以上が推奨されていますが、使用していると他のソフトも使用するので、4GB以上あると安心です。

スペックが不足している場合は、パソコンを軽くしたり、買い替えたりする必要もあるかもしれません。

メモリの確認方法

メモリの確認
【Windows7】
スタートからコントロールパネルに進み、すべてのコントロールパネル項目からシステムを表示させます。実装メモリが表示されます。

【Windows10】
または、Windowsキーを押しながらXを押してから、システムを選択します。
バージョン情報が表示され、実装RAMのところでメモリがわかります。
タスクマネージャー
タスクマネージャーからパソコンの動きの状態を確認できます。CtrlとAltとEscを押すと、タスクマネージャーが表示され、パソコンが重くなっているかがわかります。

不要なアプリをアンインストールするなどして、パソコンを軽くしてみると良いかもしれませんね。

Excelが「応答なし」で固まっても、強制終了と保存は対処できる!

Excelを使用中、特に保存する時、「応答なし」と表示され固まっても、ご紹介した方法で対処できます。

強制終了しても、時間を置いてから行なうなら安心です。Excel画面は回復し、データも復元されます。

フリーズの原因と対処法を試してみることで、Excelを安心快適に使用していきたいですね。


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