Cドライブが原因不明の容量不足になる問題
パソコンを長く使用していて、ふとエクスプローラーでドライブの容量を確認したらCドライブの容量がいっぱいになってしまっていた…ということはありませんか?特に容量がいっぱいになるようなことをしていない・原因不明だ!と困ってしまう方もいらっしゃるかと思います。
そこで、この記事ではCドライブが原因不明の容量不足になる問題の原因と対処法をご紹介していきます。Cドライブの容量を確認する方法は下記リンク先の記事にてご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
Cドライブが原因不明の容量不足になる問題の原因と対処法
Dドライブにデータを移動する
ユーザーフォルダに画像や音楽・動画などのデータを保存しているユーザーの場合は、「ユーザーフォルダにデータを保存している」ことが容量不足の原因となります。ユーザーフォルダはデフォルトでCドライブに作成されているため、そうとは知らずにユーザーフォルダに各データを保存していると気づかぬうちにCドライブの容量がいっぱいになってしまいます。この場合は、Dドライブに各種データを移動することでCドライブの容量を確保しましょう。各種フォルダ内のファイルを選択して右クリックメニューから「切り取り」を選択し、
「ローカルディスク(D:)」つまりDドライブに貼り付ければOKです。不安な方は、「コピー」→「貼り付け」でDドライブへデータの移動を行ってからCドライブのデータを削除しましょう。
アプリケーションのアンインストールを行う
特にゲーム・中でもオンラインゲームは一回の更新で数GB以上データ容量が増えてしまうものもあるので、知らないうちにCドライブを圧迫してしまっている原因となります。Cドライブを圧迫しているアプリケーションは、削除することで容量を確保できますよ。使用するアプリケーションやゲームであれば、Dドライブにインストールし直すのも手です。
ジャンクファイル・更新ファイルが原因となっている場合
Windowsは長く使用していると、Cドライブに一時的なファイルなどのジャンクファイルが溜まっていきます。ジャンクファイルの中にはWindows Updateなどの更新ファイルも混ざっているのですが、Windows Updateに関わるファイルの場合は容量が大きいことがほとんどなので、消されずに残っているとそれだけでCドライブを圧迫してしまいます。この場合は、ジャンクファイルを削除しましょう。ジャンクファイルの削除方法については、下記リンク先の記事を参考にしてみてください。
また、ディスククリーンアップを使用して簡単にジャンクファイルを整理することもできますよ。ディスククリーンアップの使い方については下記記事にて触れていますので、併せてご覧ください。
SSD/HDDを容量の大きいものに変更する
Windowsのシステムのデータ容量は、年々増加している傾向にあります。そのためCドライブの容量が少ないパソコンの場合、アップデートを重ねるごとに容量がカツカツになってしまうといったケースも少なくありません。
そこで、お使いのパソコンのHDD/SSDを換装して容量の大きいものに変更することで、データ容量を増やすといった方法もあります。換装を行うのは難易度が高いかもしれませんが、HDDからSSDにすることでデータ読み込み速度をアップさせたり、SSDを増設して以前使用していたHDDをデータ専門のドライブにするという方法で容量大幅アップも望めますよ。
ファイルシステムが破損している場合
Cドライブのデータ容量の内訳を把握しているという方で、原因不明の容量不足が起きてしまって混乱する方もいらっしゃるかと思います。これは、ファイルシステムが破損しているために正しいデータ容量をパソコンが認識できていない可能性が高いです。この場合は、チェックディスクを行いファイルシステムを修復しましょう。
パソコンの再起動時に、チェックディスクが行われます。チェックディスクは時間がかかるため、長時間離席する時などに行うことをおすすめします。チェックディスクが完了すればファイルシステムの修復が行われるので、再起動が完了したらCドライブの容量が正常になっているかどうか確認しましょう。