Macにsshで接続
みなさんはMacにssh接続したことありますでしょうか?
IT系のエンジニアの方であればLinuxマシンにMacからターミナルやiTermなど、WindowsであればTera Termやputtyなどのsshクライアントを使ってssh接続をしたことがあるかと思います。
エンジニアでない方でssh接続が全くわからないという方は、エンジニアが使っている黒い画面をイメージして頂くといいかと思います。
あれはエディターでプログラムを書いている場合もありますが、ターミナルなどで遠隔にあるマシンを操作している場合もあります。
その操作はCUI(GUIの場合もありますが)がメインで、サーバーにログインしてコマンドでマシンを操作していきます。
今回は外部のLinuxマシンではなく、誰かのMacにssh接続してリモート操作する方法についてご紹介していきます。
Macにsshで接続してログインする
Macはセキュリティの観点からデフォルトではssh接続されない設定になっているため、まずは接続される側のMacでssh接続を許可する必要があります。
システム環境設定を開き、その中の「共有」をクリックしましょう。
左側の共有項目の中の「リモートログイン」の箇所を「オン」にしましょう。これで設定は完了です。
すると右側でリモートログインのステータスがオンになったことと、「このコンピュータにリモートからログインするにはssh・・・・」という一文が表示されているのが分かるかと思います。
sshを使ったことがある方であれば、この一文があればssh接続できますよね。同じネットワーク内にいる状態でこちらのコマンドでssh接続をしてみましょう。
ssh接続しようとすると、初回に「ECDSA Key fingerprint is SHA256・・・」と表示されます。2回目以降はでないので、初回のみyesを入力しましょう。
これでMacにssh接続できるはずです。またssh接続して作業を終えた場合は再度設定で念のためにリモートログインをオフにしておきましょう。
まとめ
MacからLinuxなどのマシンにssh接続することはよくあるかと思いますが、Macにssh接続でログインすることは機会としてはあまりなく、出来ることを知らなかった人も多かったのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください。