Gmailの検索コマンド・演算子
みなさんはGmailの検索コマンド・演算子を使っていますでしょうか?
Gmailではメールの検索は検索ボックスに文字列を入力することで、件名・アドレス・本文などが部分一致するようメールを検索できるので、その機能をみなさんは使っているとは思います。
実はGmailでは検索コマンド・演算子を利用することでもっと細かく検索条件を指定したりオプションをつけることが出来ます。
それによりただGmailの検索ボックスに文字列を入れるよりも細かな指定により痒いところに手が届くような検索が可能になります。
例えば
- 日付を指定した検索
- 送信者を絞り込んだ検索
- 添付ファイルがついたメールの絞り込み
- 特定のワードを除外
今回の記事ではGmailのおすすめの検索コマンド・演算子10選をご紹介していきます。
Gmailのおすすめの検索コマンド・演算子10選
それでは順番にGmailのおすすめの検索コマンド・演算子をご紹介していきます。
件名を指定して検索
検索条件で「subject:件名」を入力することで指定したワードを件名に含むメールを検索出来ます。
本文を含まない検索条件なので、件名に含まれているワードを具体的に覚えている場合に利用しましょう。
受信トレイにあるメールを検索
Gmailで文字列を検索ボックスで入れた場合は、例えば下書きしたメールなど受信メール以外のメールも検索結果に表示されます。
ちなみにあまり利用しないかもしれませんが、ゴミ箱や迷惑メールフォルダのみの検索も出来ます。
- in:spam 迷惑メール
- in:draft 下書き
- in:trash ゴミ箱内
時間での検索
メールの送受信の時間でメールを検索することが出来ます。探しているメールが「○○月の▼▼日よりは前or後に送ったんだよなー」というような日付だけ何となく覚えている時に有効な方法です。
メールを探す時にぼんやりと期間だけ覚えている方は多いのでおすすめの方法で、ぜひ他の検索条件を組み合わせて利用するとより効果的です。
送信者/受信者/cc/bccから検索
メールの送信者や受信者、ccなどメールの送受信の関係者を検索条件に指定する方法があります。
察しがつくかもしれませんが、to/cc/bccの場合は
- to:アドレスor受信者名
- cc:アドレスor受信者名
- bcc:アドレスor受信者名
またGmailの受信者/送信者の名前については下記の記事をあわせて参考にしてみて下さい。
除外を指定する「-」
Googleでの検索と同じく「-」を利用することで、続く文字列や条件などを「除外する」という条件を指定出来ます。
添付ファイルの有無
未読/既読で検索
すでに見た既読のメールや、まだ見ていない未読も検索条件に指定することが出来ます。
未読・既読の検索条件は単体で使う事はあまりないかもしれません。「友達のメールアドレスからのメールで既読のものを」「このメルマガで未読のもの」のような他の条件を組み合わせで使うケースが多いです。
OR
検索演算子の「OR」を覚えておくと非常に役立ちます。ORは複数条件を"どちらかにあてはまる場合"、という条件を作り出すことが出来ます。
例えば「subject:A OR subject:B」として、検索演算子のORを利用すると「件名にAを含むかBを含む」という検索条件を作ることが出来ます。
一つの検索条件ではなく、複数の検索条件のメールを一覧で見たい時などにOR演算子を利用しましょう。
Googleドライブ/ドキュメント/スプレットシートのファイルが含まれる
添付ファイルの有無と似ていますが、Googleドライブ・ドキュメント・スプレットシートなどGoogleのサービス系のファイルが含まれているメールのみを検索が出来ます。
- Googleドキュメント has:drive
- スプレットシート has:spreadsheet
重要マーク
自分が付けた・またはGoogleで自動で付けた重要マークがついたメールのみを検索出来ます。
Gmailの重要マークについては詳細は下記の記事を参考にしてみて下さい。
他にもワイルドカードなど検索条件でお馴染みの演算子がありますが、ワードの末尾でしか使えなかったり一致する検索キーワード100個以上だと、失敗したりする制約があるので、使いづらいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。Gmailのおすすめのメール検索コマンド・演算子についてまとめました。
Gmailのメール数が多くなって、メールの検索をより細かに指定する必要となったときに、今回ご紹介した内容を知っておくと便利です。
ぜひGmailの検索コマンド・演算子を把握しておきましょう。