MacのGitクライアント
みなさんはMacのGitクライアントは何をお使いでしょうか?
普段GitクライアントをGUIのアプリで使っている方も、CUIのGitクライアントを使っているエンジニアの方もいるかと思います。Gitクライアントはすでに数多くツールやソフトが出ていて日本語対応しているものから、使い方がちょっと複雑なものまで多種多様で選ぶのが大変です。
そこで今回はMacでおすすめのGitクライアント5選をご紹介していきます。ぜひ自分の好みにあったGitクライアントを見つけてくださいね!
またMacへのGit自体のインストールについては下記の記事にまとめていますので、必要な方は参考にしてみて下さい。
MacのおすすめGitクライアント5選
それではMacのおすすめGitクライアント5選をご紹介していきます。
Github Desktop
Github社から提供されているGUIのGitクライアントが「Github Desktop」です。Githubとのアカウントとも連携して利用できますし、もちろんGithubのアカウントがなくてもローカルのリポジトリに対して利用することが出来ます。
個人的には使っていて特にソフト自体は軽い印象ですが、日本語でメニューなどが表示されないところはあります。
ただツールの見た目の調整や、Gitの細かい操作などは可能で、更に開くエディターの変更や、Finderですぐにリポジトリを開くなど利便性を考慮した機能はそろっているので、おすすめのクライアントです。
Github Desktop
- Github社から提供されているGitクライアント
- Githubアカウントも連携できるが、アカウントがなくてもローカルリポジトリに対して使える
- 動作は軽く、機能も豊富でおすすめ。ただしメニューは日本語ではない。
GitUp
「GitUp」は軽さ・速さに特徴があるGitクライアントです。視覚的にグラフでGitの歴史を追いやすく、更に検索にも優れブランチ・タグ・差分のコンテンツですぐに目的のコミットや変更点を検索することが出来ます。
機能的にはGithub Desktopや後に紹介するGitクライアント・ツールに比べて少ない印象だったり、日本語対応していませんが、余計な機能が削ぎ落とされていて、さらにキーボード操作が多いので普段CUIでGitの操作をしている方にもおすすめのGitクライアントです。
GitUp
- 軽さ・速さに特徴があるGitクライアント
- 視覚的にグラフでGitの歴史を追いやすく、更に検索にも優れブランチ・タグ・差分のコンテンツですぐに目的のコミットや変更点を追いやすい
- 普段CUIでGitを操作している方にもおすすめ
GitKraken
「GitKraken」は見た目やUIの派手さはありますが、機能的には必要な機能が揃っているGUIクライアントです。GitKrakenアカウントを作成するか、Githubアカウントを使って使うことも出来ます。
GitKraken
- 見た目の派手さはあるが、基本の機能は一通り揃っている(日本語対応はしていない)
- 様々なGit関連サービスとの連携が可能
- 利用にはGitKrakenアカウントを作成するか、Githubのアカウントでも利用できる
SourceTree
「SourceTree」はhipchatやTrelloなどチームで使えるソフトウェアを数多く提供しているアトラシアン社製のGitクライアントで、その歴史は比較的長いです。
更に日本語対応しているため初心者にもおすすめです。
SourceTree
- チーム開発を効率化させるhipchatやTrelloなどを提供しているアトラシアン社製のGitクライアント
- 日本語対応していて基本機能も揃っているため初心者におすすめ
tig(CUI)
CUIのGitクライアントも一つご紹介しておきます。「tig」を使えばCUI上でGitの操作が捗ります。tigのインストールはhomebrewを使うと楽です。
brew install tig
tigにはいくつかの起動の仕方がありますが、手っ取り早く起動するにはgitのリポジトリでシンプルに「tig」コマンドを実行してみましょう。
使い方については多少の慣れが必要ですが、覚えればいちいちGUIのGitのクライアントを立ち上げる手間もかからずにターミナル上で全て完結するので、ターミナル操作を普段している方にとっては極める価値があるGitクライアントです。
tig
- CUIのGitクライアント。homebrewでインストールしよう
- コミット履歴をCUIでありながら、色分けして見やすい。更にCUI操作でコミット詳細や差分を見れて便利
- add/commitなどのGit操作も可能
まとめ
いかがでしたでしょうか。MacでおすすめのGitクライントについてご紹介してきました。最初Gitになれるまでは非エンジニアの方は特にGUIで使えるGitクライアントでGitになれるようにしましょう。
慣れてきたらCUIのGitクライアントにチャレンジしてみたり、Gitのコマンドラインツールがビルトインされているエディターを使ってみるなどステップアップしてより効率的にGitを使えるように日々改善していきましょう。