Firefoxのキャッシュ・一時ファイルが保存されている場所は?
ブラウザには、キャッシュというウェブページのデータを一時的に保存する機能があります。キャッシュはサイトのデータ履歴を保持してくれるので、キャッシュが残っていればよく使うサイトのデータを読み込むことで素早くサイトを表示させることができるため、かなり便利ですよ。
Firefoxにも当然キャッシュ機能が備わっており、パソコンの中に一時ファイルを保存していますよ。
Firefoxのデフォルトのキャッシュファイルの場所
ちなみに「AppData」フォルダは隠しフォルダ属性なので、開くためにはエクスプローラーで隠しフォルダを表示する設定にする必要があります。
Windows10で隠しファイル・隠しフォルダを表示させる方法を下記リンク先の記事にしてご紹介していますので、併せてご覧ください。
Firefoxからキャッシュの場所を確認する方法
「デフォルトのドライブはSSDだからSSDの摩耗を考えて、別のドライブをキャッシュフォルダに指定してしまった」などの理由でキャッシュフォルダの位置を変えている場合は、Firefoxから確認することができます。
キャッシュファイルから画像・動画は取り出せる?
「キャッシュフォルダの中から画像や動画を取り出したい!」と思うユーザーもいらっしゃるかと思います。
キャッシュフォルダの位置が分かったものの、いざフォルダ内を見てみると拡張子の付いていないファイルが山のようにあり、どれがどのファイルなのかも分からない状態になってしまっていると思います。
キャッシュフォルダの中身を取り出すことのできるアドオン「CacheViewer」というのも以前は存在していたのですが、2019年9月現在では使用不能となってしまっています。一応、ファイルサイズを見て大きいものや、最終アクセス日時から推測してファイルを取り出し、拡張子を入力して画像・動画に直すという方法もありますが、慣れていないと難しいです。
以上のことにより、Firefoxでキャッシュファイルから画像や動画を取り出すのは難しいというのが結論です。もし閲覧したサイトのキャッシュデータから画像や動画を取り出したいのであれば、キャッシュ閲覧ツールを有志が作成しているGoogle Chromeなどの別のブラウザを用いたほうがいいでしょう。