Thunderbirdのフォルダの最適化とは?
Thunderbirdでは、受信したメールをハードディスクに保存しています。そして、受信したメールをThunderbirdで削除しても、Thunderbird上では消えていますがデータとしては残ったままとなっているので、ディスク領域を使用したままになっているのです。
また、メールデータが溜まると次第にThunderbirdの動作も重くなってしまいます。
そこで、フォルダの最適化が有効がです。フォルダの最適化を設定しておくことで、メールデータを整理してディスク領域を空けることができるほか、不要なデータの読み込みが無くなるのでThunderbirdの動作も早くなります。
ただしデメリットも存在しており、ごみ箱に入れておいたメールが自動削除されて消えるといったトラブルが発生することがあります。
そこで、今回はデメリット面の対策としてThunderbirdのフォルダの最適化の設定を変更する方法をご紹介していきます。
Thunderbirdのフォルダの最適化の設定
Thunderbirdのフォルダの最適化が出来ない場合は?
上記項目ではThunderbirdでフォルダの最適化によってメールが勝手に削除されないようにする方法を説明しましたが、別のメーラーからThunderbirdに環境移行してメールデータをインポートした際にフォルダの最適化を要求するポップアップが表示される場合があります。そして、フォルダの最適化を行っても何故かポップアップが表示され続ける症状が発生します。
この症状の原因は、インポートしたデータが4GBを上回っていることによるものです。この場合は一度にメールデータをインポートせずに、1GB単位など4GBをオーバーしないようにデータをインポートすることで正常にメールの最適化を行うことができます。