Discordの読み上げBot「shovel」

Discordでマイクを持たない聞き専のユーザーがいる場合、どうしても通話に参加しづらくなってしまったりボイスチャット中のユーザーの反応が遅れがちになってしまいます。そんな場合は、テキスト読み上げBot「shovel」を導入してみましょう。
shovelを導入することで、テキストチャンネルに投稿されたメッセージをbotが読み上げてくれるようになります。これで、聞き専のユーザーでも会話に参加しやすくなりますよ。
Discordの読み上げBot「shovel」の導入




ちなみに、shovelには「shovel_red」・「shovel_green」の2タイプも用意されています。複数人でshovelを利用したい場合はこれらのshovelも導入してみましょう。
Discordの読み上げBot「shovel」の使い方
注意点
shovelのテキストチャンネルでの投稿は、埋め込みメッセージで行われます。テキストで投稿されたリンクのサイト情報を表示する設定がオフになっているとshovelの投稿を見ることができないので、もし投稿が表示されない場合は設定を変更しましょう。



shovelでテキストを読み上げさせる

※shovel_redは「!shr s」・shovel_greenは「!shg s」で応答します。以降のコマンドにおいても、shovel_redは!shr・shovel_greenは!shgに置き換えることで対応可能です。

自分が入室していないボイスチャンネルでテキスト読み上げを行わせる場合は「!sh s (ボイスチャンネル名)」のように、コマンドでボイスチャンネルを指定すればOKです。

shovelでのテキスト読み上げは、同時に3チャンネルまで行うことができます。同時読み上げを行わせたいテキストチャンネルでshovelの起動コマンドを入力すればOKです。

普通に終了する以外にも、テキスト読み上げが正常に行われない場合などに行うことで一旦リセットさせるのに使用します。
単語を辞書登録する・登録を解除する
shovelが思うように単語を読み上げてくれない場合は、単語を辞書登録させることで正しく読み上げてくれるようになりますよ。辞書の作り方は簡単です。

登録した単語を削除したい場合は「!sh dw (単語)」と入力することで、登録した単語が削除されます。下記に、他の単語に関わるコマンドをまとめて紹介します。
- export_word:単語の辞書ファイルを取得・保存することができます。
- import_word:サーバーの管理者のみ有効なコマンドで、このコマンドに単語ファイルを添付することで一括単語登録が可能になります。
- delete_all_word:こちらも管理者のみ有効なコマンドで、登録した単語をすべて削除します。