GOM Camの特徴
GOM Camとは、パソコンの画面を録画したりスクリーンショットを撮影できるキャプチャーソフトです。
シェアウェアではありますが、無料で使うことができるキャプチャーソフトでもあり、無料版に利用期間が設定されていないかわりに一回あたりの最大録画時間などいくつかの機能が制限されています。
ただし、無料版キャプチャーソフトで悩みどころのウォーターマークが挿入されないロゴなし仕様であるため、無料で使えるキャプチャソフトの中ではかなり評価が高いものとなっています。
GOM Camの有料版と無料版の違い
無料版でも使いやすく評判が良いGOM Camですが、無料版ではいくつかの機能が制限されています。
そこで簡単に有料版と無料版の違いについてみていきましょう。
録画時間
無料版の場合はビデオキャプチャー時間が1回につき20分までと制限されています。
また、GIFアニメーションの録画も最大20秒であるため、長時間録画したい方には少し使いづらいものとなています。
広告が表示される
録画に影響はありませんが、無料版ではGOM Camホーム画面などに広告が表示されます。
邪魔になることはないですが気になるという方は有料版に切り替えるしか対処方法がありません。
GOM Camの導入方法
GOM CamはGOMLab公式サイトからダウンロードできます。まずは公式サイトにアクセスしましょう。
ダウンロードが完了したらインストールを起動します。
コンポーネント設定が表示されます。
最後に[インストール]をクリックしたらGOM Camがインストールされます。
表示された場合はDirectXランタイムのインストールが必要なので[同意する]をおしてインストールを完了させてください。DirectXインストール済みの場合は表示されません。
これでGOM Camのインストールが完了しました。
GOM Camの使い方
ここからはGOM Camの使い方を見ていきましょう。
録画
キャプチャーを終了したい場合は停止ボタンをクリックしましょう。
ファイル化して保存されているので、エクスプローラーでも確認可能です。
ゲームの録画
GOM Camが認識できるゲームをキャプチャする場合、ゲーム録画モードを使うことでウィンドウサイズ・位置を自動的に設定してくれます。
ゲーム録画モードにした場合、ほかの通知やウィンドウが重なったとしてもゲーム画面のみがキャプチャされるため、録画ミスが起きにくいメリットがあります。
選択後、F12キーか録画メニューの録画ボタンを押すとキャプチャーを開始できます。キャプチャー終了もF12キーで行えるので覚えておくといいでしょう。
後の流れは通常のキャプチャーと同じです。
分割録画
時間やファイルサイズでファイルを分けてキャプチャーすることも可能です。
分割キャプチャーしたい場合は左上の歯車アイコンから設定を変更します。
分割保存の設定を有効化した状態でキャプチャーした場合、キャプチャー時間が長時間に渡ったとしても自動的にファイルが分割されて保存されるようになります。動画の編集などもしやすくなるでしょう。
音声抽出
GOM Camでキャプチャした動画の音声のみを抽出することも可能です。
これで音声のみを抽出したMP3ファイルを作成できます。
ただし無料版の場合は回数制限があるので、何回もオーディオ抽出を行いたい場合は有料版を購入してください。
スクリーンショット
GOM Camは映像のキャプチャだけではなくスクリーンショットのキャプチャも可能です。
細かな編集などもなくとてもシンプルな機能になっているので、ただただスクリーンショットを撮影したい方には使いやすいものとなっています。
GIFアニメーション
GOM CamはGIFのキャプチャーも可能です。
そのまま[イメージ]をクリックしてしまうと通常のスクリーンショットになるので間違えないようにしてください。
最後に一番左上の録画ボタンをクリックするとGIFアニメーションのキャプチャが開始されます。
何も編集せず保存したい場合も[編集]を選択するようにをしてください
編集が完了したら[出力開始]を押して保存しましょう。保存先はGOM Camに設定されているフォルダになります。