Autorun Organizerとは?
Autorun Organizerとは、Windowsに登録されているスタートアップを最適化して、起動・再起動を高速化出来るフリーソフトです。
様々なソフトウェアをインストールしていると、パソコンを起動した直後からそれらソフトウェアが起動するようスタートアップに設定されていることがあります。メジャーなもので言うとセキュリティソフトでしょう。セキュリティソフトは真っ先に起動する必要があるためスタートアップに登録されていることがほとんどです。
ですが中には全然使っていないソフトウェアであるにも関わらずスタートアップに登録されていて、不必要にパソコンの起動を遅くしてしまっていることがあります。
そういったスタートアップを管理できるのがAutorun Organizerです。Autorun Organizerを使えば必要なスタートアップのみを残し、不要なスタートアップを全て無効化することが可能です。
また、スタートアップを無効化せず遅延実行させることも可能で、遅延実行であれば起動時のパフォーマンスを低下させることなくソフトウェアを自動実行させることができます。
Autorun Organizerの導入方法
Autorun OrganizerはSoft OrganizerなどをリリースしているChemTableからダウンロードできます。
Portable版はなくインストーラー版のみ提供されています。ダウンロード完了後インストーラーを起動し、案内に従ってインストールを実行してください。
Autorun Organizerの使い方
ここからはAutorun Organizerの使い方を順番に見ていきましょう。
スタートアップの遅延読み込みを行う
遅延読み込みにしてもパソコンのパフォーマンスに支障がないものが自動的に分析されるため、遅延読み込み関係の知識がなくても最適な設定を行えます。
ブルーライトを抑えるアプリなど、パソコン起動時にすぐ動作して欲しいアプリがある場合、[X]を押して最適化対象から除外した上で最適化を行ってください。
これでスタートアップが最適化され、パソコンの起動が高速化されます。
個別に遅延読み込みの設定を行う
個別にスタートアップに登録されているアプリケーションを遅延読み込みさせることも可能です。
遅延読み込みさせられるのは「コメント」が"Task タスクスケジューラ"になっていないものに限られます。
"Task タスクスケジューラ"は定期的に実行するアプリケーションであり、起動時に実行されるアプリケーションではないため遅延読み込み設定は関係ありません。
"Task タスクスケジューラ"以外であればドライバでもなんでも遅延読み込みさせることが可能ですが、なんでもかんでも遅延読み込みさせると起動してからしばらく経ったあと急激に重くなる現象が発生しやすくなるほか、キーボードやマウス操作といった基本操作が起動してから数十秒間受け付けない状態になってしまうことがあります。
ですので少なくともドライバー関係は勝手に遅延読み込みさせないようにしましょう。