Macで画像のリサイズをしたい
画像のリサイズとは、記録画像のピクセル数を変更することで、ピクセル数の変更とは、主に幅と高さのピクセル数を小さくすることです。
例えばiPhone Xのカメラの場合は12メガピクセルとなっていて、幅が4,032ピクセルで高さが3,024ピクセルの写真を撮影することができます。
しかし、iPhone Xの画面では2,436×1,125ピクセルとなっています。PCの画面でもFHDでは1920×1080ピクセル、4Kのディスプレイを導入済みの人でも3840×2160ピクセルとなっていますので、実際の画面表示をしていないのです。
そのままの解像度で記事に添付したところで、縮小されて画面表示されるのであれば、画像を最適なサイズに変更して縮小した方が読み込みも速く、ネットワークにも優しいです。
またメールに写真を添付する場合でも、撮影した写真をそのままではファイルサイズが大きすぎて添付できないことがありますので、やはり縮小できるものは縮小した方がいいケースが多いです。
そこで今回はMacに標準で搭載されている「プレビュー」アプリを使って画像のリサイズの手順をご紹介します。
Macで画像のリサイズをする方法
それでは、「プレビュー」プレビューを使用した1枚ごとのリサイズ方法と複数の画像を一括でリサイズする方法を解説していきます。
注意点として、オリジナルの画像を残しておきたい方はあらかじめ複製をしてから、複製したものをリサイズするようにしましょう。
Macの「プレビュー」アプリで1枚ごとのリサイズ
「プレビュー」を開くと画像を選択する画面が表示されますので、リサイズしたい画像を選択して「開く」ボタンを押します
「プレビュー」で画像が開きます。
メニューバーの「ツール」>「サイズを調整」を選択します。
サイズ調整のウインドウが表示されます。
①幅または高さに希望のサイズを入力します。
どちらか一方を入力すると縦横比を固定したまま入力された幅または高さの値で縮小します。
②解像度下の「縦横比を固定」のチェックボタンを外すと幅と高さの調整が可能ですが、比率が変わってしまいますので、縦に引き伸ばされた画像や横に膨らんだ画像となってしまいます。
③「OK」ボタンを押します。
「カスタム」と書かれたボタンをクリックすると一般的に使用されるサイズが表示されますので、こちらから選択する方法もあります。
この場合、選択したサイズと比率が同じでなければ、同じ画面サイズには縮小されません。
同じサイズに縮小する場合は先ほどの「縦横比を固定」のチェックボタンを外す事で調整ができます。
Macの「プレビュー」アプリで画像を一括リサイズ
画像を一括リサイズする場合はFinderからリサイズしたいものを選択します。
同じフォルダに入っている全てのファイルをまとめて選択する場合は「command」+「A」キーを同時に押すと選択できます。
リサイズしたい画像を選んだ状態で右クリックをして開くを押すとプレビュー画面で開きます。
複数の画像がプレビューで開きました。
こちらで「command」+「A」キーを同時押しして全てを選択します。またはメニューバーから「編集」>「全てを選択」をクリックしてもまとめて選択することができます。
メニューバーの「ツール」>「サイズを調整」を選択します。
サイズ調整のウインドウの幅または高さに希望のサイズを入力します。
どちらか一方を入力すると縦横比を固定したまま入力された幅または高さの値で縮小します。
解像度下の「縦横比を固定」のチェックボタンを外すと幅と高さの調整が可能ですが、比率が変わってしまいますので、縦に引き伸ばされた画像や横に膨らんだ画像となってしまいます。
「カスタム」と書かれたボタンをクリックすると一般的に使用されるサイズが表示されますので、こちらから選択する方法もあります。
この場合、選択したサイズと比率が同じでなければ、同じ画面サイズには縮小されません。
同じサイズに縮小する場合は先ほどの「縦横比を固定」のチェックボタンを外す事で調整ができます。
サイズの入力またはカスタムのボタンからサイズを選択してOKボタンを押します。
リサイズした画像の圧縮を行おう!
リサイズをすると、画像のサイズが落ちますが、リサイズした画像を更に圧縮することでファイルサイズを圧縮することができます。
ここではオンラインで圧縮してくれるTinyPNGというサイトを使って見ます。
https://tinypng.com/
赤枠の中に圧縮したいファイルをドラッグ&ドロップします。
圧縮されたファイルを赤枠で囲んだ「download」というところをクリックしてダウンロードします。
左側が圧縮前の写真で、右側が圧縮後の写真です。
比較したのですが、体感レベルで解像度が落ちていないと感じました。
まとめ
今回は「Macの「プレビュー」アプリで画像を一括リサイズする方法」を紹介しました。
写真を画面に表示したり、Webサイトにアップするのであればリサイズ後に圧縮しても遜色がないことをお分りいただけたかと思います。
閲覧する側にとってもリサイズと圧縮をかけているのとかけていないのでは、ファイルサイズが全く異なってしまいますので、読み込みに時間がかかってしまします。
閲覧する人のことを考えて、適切に画像を処理するようにするとストレスなく閲覧していただけると思います。