本当に通話料金無料のLINEのビデオ通話
固定電話やスマホであっても、通話をするには通話料金がかかるというのは、今までの常識でしたが、LINEを使った通話・ビデオ通話は通話料金が無料なんです。

通話料金を気にして、短い時間しか電話ができないということがありません。
LINEの通話・ビデオ通話はお互いにLINEを利用していて、友達になっている状態でないと通話をすることができません。
ですが、これは通常の通話でも同じことが言えるので、そこまで高すぎるハードルではないかと思います。LINEのアプリダウンロードも無料、登録料も無料なので、手軽に利用しやすい方法です。
ただしビデオ通話は通信料はかかる
LINEの通話・ビデオ通話の通話料は無料ですが、通信にかかる通信料は無料ではありません。

LINEで通話するには、通信料がかかります。
この通信料は各キャリアによって変わって来ますが、使いすぎてしまうと通信制限がかかってしまうことにも繋がります。
通信状態にもよって異なりますが、Wi-Fiを使わずにキャリアの電波を使って通話を行うと、約5分で1.5MBほどの通信量、ビデオ通話だと37.4MBほどとかなり跳ね上がります。
通話料無料とは言っても、通信料が多くかかってしまうのであれば、結局通話料を支払っているのと同じになってしまうので、なるべくWi-Fiを利用した状態でLINE通話・ビデオ通話を行うのがおすすめです。使い方次第では、高くついてしまうこともありますので、気をつけておきましょう。
LINEビデオ通話の設定と使い方

ではさっそくLINEでのビデオ通話の設定のやり方と使い方について見ていきましょう。
とっても簡単に行えるビデオ通話ですが、設定ができていないとビデオ通話ができません。しっかり準備を行なっておいて、ビデオ通話を楽しみましょう。
準備

準備でチェックしておきたい点は、
- iPhone本体側のマイクとカメラの許可
- LINEアプリ内での着信許可
です。先にこれらのチェックのやり方から確認していきます。
iPhone本体側のマイクとカメラの許可


画像の状態になっていれば問題ありません。
LINEアプリ内での着信許可



画像のようになっていれば、問題ありません。
この2つの設定ができたら、準備は完了です。さっそくビデオ通話のやり方へ進みましょう。
ビデオ通話をかける

さっそくビデオ通話をかけてみましょう。
やり方はとっても簡単です。



画像は呼び出し音が鳴り、相手が応答するのを待っている状態です。
相手が応答するとビデオ通話が自動的に始まります。
相手に写っている自分(黒猫)が右上に表示され、相手側(白猫)が大きく表示されます。
ビデオ通話ができるのに、電話料金がかからないというのはすごいですね。使い方も幅広くあります。では、受信側ではどうなっているのかについても、見ていきましょう。
ビデオ通話の受信側

かけて来ている相手のLINEでの名前が表示され、ビデオ通話の場合には、名前の下にLINEビデオとも表示されます。
下部の電話マークをスライドさせて、応答します。

ですので、ビデオをタップして、ビデオ通話を開始させます。
これでビデオ通話が始まります。
かける側も受信側もとっても簡単に出来るので、気軽にビデオ通話を楽しめます。
ここではビデオ通話についてご紹介しましたが、通常の通話との違いなどについては、下記の記事で詳しく紹介しています。こちらも併せてご覧になってみてください。
ビデオ通話中の操作方法

次に、ビデオ通話中の操作方法についてもご紹介していきます。
楽しく使えるエフェクト・フィルターなどもありますので、ぜひ活用してみましょう。
LINEのビデオ通話は、単にビデオ通話ができるだけではないのです。ビデオ通話中にできる操作もチェックして、ワンランク上の使い方をチェックしておきましょう。
他のアプリを開く
ビデオ通話中に、他のアプリを開くことも可能です。
その間はビデオは中断し、通話のみにはなりますが、相手と話している間に調べ物などをすることも可能です。
うっかり一度だけにしてしまうと、アプリが終了してしまうので気をつけましょう。
起動していないアプリを開きたい場合、アプリではないフチの部分に触れると、ホーム画面に戻りますので、そこから選択します。

少々見えづらいのですが「タッチして通話に戻る(通話時間)」と書かれています。
開いているアプリから、通話に戻る時にはこの緑の部分をタッチするだけで、戻ることができます。
エフェクト・フィルター
ビデオ通話中に、画面に面白いエフェクト・フィルターをかけて、通話をより楽しくする機能です。顔を認識して、顔に併せて出てくるエフェクト・フィルターもあります。

その時に、画面下部の笑顔のマークをタップします。

もちろん、自分だけではなく、相手にも同じように見えている状態です。
エフェクトができない場合

エフェクト・フィルターが使えない場合は以下の点をチェックしてみてください。
iPhone6以前の機種だと対応していないので、エフェクト・フィルターを使用することができません。
また、Androidの場合には使用可能な機種か確認する方法があります。LINEの設定→トーク・通話→ビデオ通話のエフェクト・フィルターの項目で使用可能かどうかがわかります。
使用不可能の場合には、アイコン自体が表示されません。
これらではない場合には、一度アプリを終了してみてください。ビデオ通話は中断することになりますが、使用できる可能性が上がります。
アプリの終了については、以下の記事で詳しく紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
ミュート・スピーカー

そして、下部にある斜線の入ったマイクをタップします。
これで、こちらの音が相手に聞こえないようになります。少しの間だけ、通話から離れて音を聞かれたくない時などに、使い方は様々ですがとっても便利な機能です。
ミュートしている間は、相手には無音状態になっています。保留音のような機能はありません。
通話画面を縮小表示

そして、上部の矢印の入っている箱のようなボタンをタップします。

トークの中から、以前のやりとりを確認したりする時などに、非常に便利です。
このビデオ通話が、表示されている部分をタップしたまま動かすと、表示位置をズラすことができます。真ん中にはできないので、両端にはなりますが、位置が邪魔な場合には移動させちゃいましょう。
LINEのグループでもビデオ通話できる?

LINEはグループでも通話が可能です。
最大200人までの同時通話ができます。
最大200人とは言っても、実際200人と会話するのは難しいかもしれませんが、グループでの話し合いをしたい時などに非常に便利です。画面に表示されるのは、最大4人までとなります。
グループビデオ通話のやり方

そして、トークをタップします。


これで、このグループ全員を呼び出している状態となり、応答した方からビデオ通話が開始されます。
LINEビデオ通話の録音は可能?

ビデオ通話の録音はできないのです。
通常の通話であっても同様です。
ですので、LINEでの通話・ビデオ通話を録音したい場合には、別の録音アプリを使ったり、全く違う機器で録音する必要があります。
LINEのビデオ通話を録音する方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひこちらをご覧になってみてください。
LINEでビデオ通話できない場合の対処法

上記の「ビデオ通話の準備」の項目をしっかり行なっていてもできない場合は以下の点をチェックしてみましょう。
相手の機種が対応していない

自分の機種が対応していても、相手の機種が対応していない可能性があります。
iPhone6以前の機種だったり、無料通話自体に対応していないガラケーの場合には、ビデオ通話を行うことができないです。この場合には料金はかかりますが電話をするか、PC版のLINEを利用するなどの対策があります。
また、相手の設定が着信を許可されているのかも確認しておきましょう。
通信環境

通信環境が良くない場所では、ビデオ通話がスムーズにできないです。
電波が悪い場所では、途切れてしまうことも多いですので、通信環境の良い場所に移動するか、一度機内モードにして電波を新たに探すことで、改善することもあります。
まとめ

通話料無料のLINEでのビデオ通話を使いこなして、楽しくビデオ通話をしちゃいましょう。
やり方自体もシンプルで、すぐに使いやすいLINEのビデオ通話。電話よりも料金を気にせず使えるので、友達や恋人との楽しいひとときや、仕事でビデオ通話した方がスムーズに進む時など、活用の場は多くあるかと思います。
LINEのビデオ通話を、様々な場面で使ってみてください。
LINEタブレットでの通話については以下の記事で詳しく紹介しています。こちらも併せてご覧になってみてください。